痛みを追わない

「体が痛いのは気持ちのせいでしょ?」

なんて人から言われると
なんだか腹が立ちます。

「こんなに痛いのに嘘だって言うの?」

違いますよね。
痛みは本物です。

ただ、心も本物なんです。

「心」と言うのがいいのか
「意識」というのがいいのか

しかし
無意識が体に与える影響も大きいと
ぼくは考えるので

やはり「心」と言った方がしっくりくるかもしれません。
もしくは「脳」
もしくは「中枢神経」。


「光源氏」だったかな。

大好きな人を思いすぎて、体が悪くなって
死んでしまう女性が出てくる物語がありますよね。

「そんなバカな」
と、思う方もいるかもしれませんが、
ぼくは、最近
「あり得ることだな」と思ってます。

心が体に与える影響は
とても大きいと思います。


「病は気から」

昔の人はうまく言ったものです。
だけどこれは

「病が幻」

ということではありません。

気持ちは、体を蝕むし
逆に健康にしたりもします。

ぼくは、最近そう捉えています。

かけられた言葉、一言によって
体が緊張したり、温かくなったり、変な汗をかいたりしますよね。
皆さんも経験ありませんか?

「言霊」といっても良いかもしれませんが、
「イメージ」が心と体にあたえる影響は
意識してみると
かなり見つけられると思います。


で、ここから本題です。
どこか、体に痛いところがある人。
ケガは別ですが(体の中のケガも含めて)。

「慢性的な痛み」
「体の硬さによる痛み」
がある人です。

「気になる痛み」がありますよね。

そういう方に試していただきたいことです。
「気になる痛み」の
「痛くない部分」を意識してみてください。

痛みがあると
無意識でどうしても痛みを再現しようと
痛みが出るアクションをしてしまいます。

痛みは本物なので
もちろん痛みがでます。

そのとき重要となってくるのが
「どこまで痛くないか」
「何をしたら痛くないか」
です。

痛くない姿勢、痛くないアクションを
少しづつ増やしていってみてください。

体がおもしろい反応をしてくれると思います。




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