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民の竈と農工両全と食糧安保

山岡荘八と「明治天皇六巻」と仁徳天皇


ひょんなことで(人生はこれの連続)一度も触れたことの無かった山岡荘八氏の明治天皇を読み始めた。WCの時間が読書時間ゆえ、たぶん、年内一杯を要しても読了出来ないかもな~と感じつつ。
この大作家氏はどこから書かれている内容を見つけて来たんだろう? 第一巻は中山家から入内する姫とその姫の教育係を中心に物語が展開している。
まぁそれはそれは、重たい内容が書かれており、また、幕末の京都の騒擾の入り口を仔細に書いている。
とても、重たい書物だが、読了しなければなりませんね
明治天皇の祖先の一人。
仁徳天皇の逸話が伝わる。
民の竈から炊事の煙が立たない! 難渋しているであろうからと自らも粗衣粗食で生涯を過ごしたと伝わる。
それがなにゆえ、あんなドデカイ天皇陵を遺した!
公共事業で民の救済を行った。同時に、土木工事によって、水田を増大させた。それが正しい歴史認識で良いのかと思う。
日本に奴隷制度は存在していない。それも正解かと。
民の竈を氣にしている永田町の皆さんや大手町の皆さんは居るんだろか?
夜な夜な良からぬ企みを麻布や六本木界隈で重ねていないのか?
恥知らずばかりに成り下がってしまった魔界東京!

農工両全と鹿島臨海工業地帯と研究学園都市と岩上二郎


成田に新空港が建設確定する前の有力候補地は、霞ヶ浦の高浜入り干拓とされてたようだ。昭和30年代初頭だったろうか?
表向きは、開田が叫ばれ、米の増産が喧伝された時代。
代表的な干拓が、八郎潟の干拓事業。同様に霞ヶ浦も農水省の政策として干拓が遡上にのぼった。当時の漁協は1,000人を超えたと云う。
個々に脱落していく漁民を尻目に、反対運動の先頭に立たれた方が二人居た。山口武秀氏(後に県議会議員)と市村一衛氏の二人。
前者は面識が無かったが、市村氏とは懇意にしていただいた。
寡黙かつ偉丈夫な人物で、耳の会なる組織を主催されていた。
当時は、事業が大変な時期であり、数度しかお目にかかれないままに、冥土へ旅立たれたが・・・。逢いたい人物の一人。
漏れ聞いた話では、鹿島開発の地上げは、彼が随分と尽力されたようだ。
今でも存続しているかと思うが、BMW協会は彼が立ち上げたと記憶している。当時の知事が岩上二郎氏。瓜連町の町長から興農政治連盟の推薦で現職を破り当選された。
彼が知事に就任後、何度も、飯村丈三郎邸を訪れていたことを子ども心に覚えている。彼は丈三郎翁が設立した茨城中学OBだったことが背景にあるようですが、それ以上の交誼を保たれていたようだ。
彼が唱えたのが表題であり、彼が遺したのが鹿島と研究学園都市。
前者は住金鹿島が進出し、地域は様相が一変した。
後者に深く関与されたとされているのが三井不動産の会長まで登りつめた江戸英雄氏と盟友の赤城宗徳氏。
三方とも、現在の姿を見ずに冥土へ逝かれた。

食糧安保


日米安保は、米国の核の傘で日本は護られている!
在日米軍で日本は護られている!とされてきた。
そう、信じてきたが、どうも、様相が違う。
米軍は、占領軍として居座っているに過ぎないし、この国は独立国家では無いことは既に、露呈している。
日米委員会なる会合がこの国の総てを決めている、
言葉を変えると、米国の意向を承る場が日米委員会。
そこで示された意向は、日本政府は逆らえない構図とされている。
その事は良い!
エセ💉騒動の終焉間近に、突然、コオロギ食が現れた。
あろうことか、どこかの高校では給食に供されたと云う。
中国のことわざに四本脚は、机以外はなんでも食べる!とされている。
現代は知らんが、北京の露天では、サソリからカエル、犬に至るまでそれこそ四本以上の足があっても売られていたし、食べていた。
が、流石にコオロギ食は見かけたことが無い。四本足で無いもんね!
コオロギは堕胎につながる成分を保持しているらしいしね。
それを堂々と培養し、販売している企業が国内にもあるらしい。

論外です!


先日、調べたら、日本の農地面積は400万haを割り込んだとされていた。
ほんの少し前の統計では420万haあったはず。
4月に農水省は、さらりと農地法の改正をしている。
仔細は、省くが、農地取得者の制限を取り去っている。
背景はわからない。が戦後の農地開放以来の大変革が話題にもならない!
国の安全保障の前提は、ふたつであろう!
1)軍による防衛
2)食糧自給

両者ともに、戦後、米国の掌の上で踊らされている。
日本の食糧自給率が向上することは、未来永劫あり得ない。
米国の傘の下から外れたら最後、日本の畜産と外食も含めたフードサプライチェーンは壊滅する。
小麦、大豆、トウモコロシ。

残念なことに最新の資料は十数年前まで。

ここにもマヤカシがあって、(農水の官僚諸兄の腐心の跡だが)牛乳、乳製品と肉類の飼料は9割以上が輸入穀物。
皆さんが大好きなパスタや麺類、パン類の元である小麦に至っては一桁の自給率となる。総ては、穀物輸出国(農業国)である米国中西部農業の下部に組み込まれている。ここから外れることイコール在日米軍のお仕置きを受けることになる。

喜んでいいのか? 悲しむべきか?

密かに村に残る言い伝えがある。


昭和の時代。いずこの町でも乱開発に繋がらないように、都市計画の線引をしていた。
わが町は、歴代首長にとある集団が選挙資金を提供し、線引を防いできたと伝わる。都市伝説の類であろうが、当時の複数の関係者から聞かされた。
当人は、俺たちは力があるんだよ~と誇示したかったんであろうが。
アホか?
功を奏したのか否かは首長で無いからわからない。
6年前に、ほぼ35年ぶりに、今浦島となって帰郷した。
目に留まったのは、倉庫群!
基幹道路沿いには、倉庫が立ち並ぶ!
最大の恩恵を受けたのは、固定資産税の増額が続く行政となる。
それこそ、農地からの固定資産税なんぞ、たかが知れている。
それがある日突然、宅地になれば、税収は飛躍的に増えることになる。

夕張市の悲劇は遍く知られているが、なんのことは無い!
箱物に投資をし過ぎた結果に過ぎない。
地方都市の最強の投資会社であり、最強の信用を保持しているのは、云うまでもなく、地方自治体。
その地方自治体が舵取りを誤れば、夕張市の惨劇が待ち受けているが。
な~に、夕張メロンがあるじゃないか?
鉾田のメロンが供給源では無いか? の噂があるが・・・。

農商工三全を目論んだ自治体が生き残り。周辺の自治体は属国になる!
里山でメジロを捕り、きのこを獲った。
村の小川で泳ぎを覚え、釣りも覚えた。里山で自然の厳しさ怖さを知った。
秋落ち田でドジョウを掘った。
むろん、ルールがあって、掘った穴は埋め戻す!
そんな自然が存続する地域であり、町であって欲しいと戦後生まれのジイさんの切なる願い!

くどくなるが、自治体は地域最強の投資会社兼スタッフを擁していることを三役も議会も肝に命じていただきたいもんです。
今年は議会選挙の年。
向こう、四年間。わが町の未来を見据えた政策を掲げてほしいもんです!

R125とR294バイパスの交差点周辺の水田が工業団地になるそうだ。
上から里山、里山、農地!


なんの脈絡もありませんが、黒駒不動尊!!







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