理想の職場を見つける方法

「理想の職場を見つける方法」を見つけてみたいと思います。
「理想の職場」というのは本当にあるのでしょうか?

今回は「理想の職場に出会えず苦しんでいるあなた」に、これを考えてみてもらいたいと思います。

では、はじめますね

①今の会社を選んだ理由は何ですか?

まず、理想の職場というのを考える前に、今のあなたの状況を加味しながらこの問いに答えてみてください。

「あなたがこの会社を選んだ本当の理由は何ですか?」

会社に入る前、この問いにある程度の答えを出して、あなたは今の会社を選んでるはずです。

そう、何らかの目的があったから、 この会社を選んだはずですよね。

勿論、希望の会社ではなく、仕方なく入った会社かもしれません。
それでも、あなたはこれからも今の会社で働き続けるわけですよね。

だから、そういうあなたも考えてみてください。

「あなたがこの会社を選んだ本当の理由は何ですか?」

②選んだ理由を考える

さて、「あなたがこの会社を選んだ理由」に次のような理由を答える人が
一般的には多いのではないでしょうか?

・有名な会社だから
・安定しているから
・将来性を感じたから

就職活動をしているときの学生さんの多くは、このように答えます。

あなたもそうではないですか?

しかし、よく考えてみてください。

「有名な会社だから」「安定しているから」「将来性を感じたから」という答えは、会社を選ぶ理由にはなっていますが、「その会社で働く理由」にはなっていませんよね。

つまり、こういうことです。

「有名な会社だから」という理由は、その会社の名前を選んだという事で、「この会社で働かなければならない理由」ではないですよね。

ここで、考えてもらいたいのは「この会社で働かなければならない理由」なのです。

「この会社で働かなければならない理由」とは、この会社で何を目的に働きたいのか?ということです。

多くの学生さんは、 「この会社で働かなければならない理由」ではなく「有名な会社・安定した会社・将来性のある会社」という漠然として理由で就職活動しています。

「この会社で働かなければならない理由」とは、あなたの「この会社で働く目的」です。

「有名な会社・安定した会社・将来性のある会社」という漠然として理由で会社に入ること。

それがいいか悪いかは別にして、ここではっきりすることは、 意外と「自分の会社で働く目的」を考えて会社に入っているという人はそんなに多くないということでしょう。

③理想の職場とは?

さて、今回のテーマである「理想の職場を見つける方法」を見つけてみたいと思います。

多くの人は、会社を選ぶ際に「有名な会社・安定した会社・将来性のある会社」を理想の会社として選んで今の会社に入っています。

つまり、自分が思い描いてきた「自分が理想とするの有名な会社」とは世間一般で言われているそういう評判の会社に入るということですね。

例えばソニーという有名な会社に入ることが理想であって、「ソニーという職場で何を目的として何を成し遂げるか」ということまでは考えて入社しているのではないという事でしょうか。

例を変えると、アイドルを目指している人の本当の目的が「有名人になってキャーキャー言われたい」という目的で、「アイドルになって多くの人たちを笑顔にしたい」という根本的な目的は更々持っていないという事です。

ある意味、 ソニーと言う「有名ブランドを手に入れる」ことがあなたの理想だったということになります。

他にも電通に入りたい JAL に入りたい。 三菱商事にはいりたい。
今だったらGoogleやAmazonという声も聞こえてきますね。

どれも「有名ブランド企業に入る」ことが理想だと感じていた人が多いのではないでしょうか?

そして多くの人はこの名だたる企業に入ることを「あなたの理想の職場」であると結論をつけて社会人になります。

もちろん就職活動時に、会社の業務を分析したりということもしているでしょうが、何と言っても決め手は「会社の名前=ブランド」でしょう。

ではこういう会社選びで入社すると、どういう事が起こっているでしょう?

誰もが知っているブランド企業。
あなたは、この憧れたブランド企業に入ることを夢見てきました。
実際、社会人になり、 その職場に入ります。

そんなあなたの頭の中は、誰もが羨むブランド企業に入ったと言う喜びでいっぱいです。

テレビで見たり、本で読んだり、ネットで見たり、バリバリとかっこよく働いてる人たちが、 あなたの頭の中で 映し出されています。

そしてどうでしょう。 実際にそのその職場で配属され働き始めた時。

そして実際にその職場で働き2ヶ月経ち、半年経ち1年経ってみてどうでしょう。

理想の職場でしょうか?

④理想と現実のギャップ

もうお分かりと思いますが、会社名やそのブランドを目的として入社した多くの人は、 この 自分で思い描いていた理想の会社の状態と、 現実の職場の状態とのギャップに戸惑い始めます。

中には、 ほんの数日で嫌になってしまう人もいるでしょう。

それは頭の中で描いてきた理想の会社の形が素晴らしければ素晴らしいほど。 現実のギャップは出てくるわけです。

人間は自分の思い描いていたことと、現実とのギャップに戸惑います。

そこに何とも言えない違和感、不安を感じ、現実に打ちのめされてしまいます。

中には「有名な会社に入ること」を最終目標としていた人には相当大きなギャップとして、 目の前に現実の姿が現れるわけです。

そのギャップが大きければ大きいほど痛烈にあなたを打ちのめします。

そんな状態で何十年も働かなくてはなりません。

単純に「有名ブランド」を着こなすだけで耐えていくことが出来ますか?

そうとう辛いことになると思います。

ではこの状況をどのように脱出したら良いのだろうか?

そんなあなたお勧めします・・・

この機会に本気で、これをもう一度考え直してみてください。

「あなたは、 本当は何を目的に働こうとしているのか?」 ということを。

あなたは今 理想と現実とのギャップに大きな戸惑いを感じています。

つまり、現実をひしひしと感じているわけです。

そうですこれが現実です。

そこで、現実から逃げるのではなく、 現実を受け止めながらこう考えましょう。

本当は何を目的に働こうとしているのか?
自分の働く本当の目的はなんなのだろうか?
自分を働くことで何を得ようとしているのか?

この問いの答えが出る時、あなたの本当の理想的な働き方を見つけることが出来るのではないでしょうか?

⑤「理想の職場を見つける方法」

それは、現実から逃げるのではなく、 現実を受け止めながら、あなたの本当の目的を問い直すことから始まります。

あなたの理想は何でしょう?
他人を意識して比較している内は、中々答えは出てこないものです。
要するに心の底から求めているのもです。

年収が高いこと?
それでは年収が高いことであなたの何が埋まるのですか?
この程度のレベルで考えている内は上っ面の理想でしかありません。

だから年収が高いことで、あなたの人生で何を成し遂げたいのか?
それは他人と比較して気分がいいとかそんなレベルではなくて
人としてどうありたいかということです。

これが抜け落ちていると、薄っぺらなプライド人間で終わってしまいます。
薄っぺらの状態では到底「理想の職場」は手に入りません。

また、理想の職場と言っても、そこは人の集まりである以上
全く価値観が違う人間との連携がマストになります。

いくら理想の会社で理想のポジションについても
職場のメンバーとの連携なしでは仕事は完結しないということです。

だって、いくら年収高い管理職であっても、その職場で
真から認められる存在でなければ満足度低いままだと思います。

陰で悪口を言われたり、無意識はそんなことをしっかり拾うので
結果、理想の状態とは言い難い状態になります。

理想の職場と一言で言っても様々な要素が含まれているということです。
だからまずは、上っ面の理想ではなく、
「あなたが人生をかけて託せる理想の職場」を手に入れたいなら
下記をじっくり見つめ直してください。

◎自分はその職業を通じて何を達成したいのか?
◎その結果どのような存在でありたいか?
◎そしてそこに真の幸せを感じることが出来るか?

一見遠回りかもしれません。
それでもこの答えが出てくればきっとあなたの「理想の職場」が
見つかるはずです。

⑥今日の名言


『現実を直視する心に本当の理想が生れる。』~ゲーテ


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