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改名許可が下り手続きしました。

前回の記事で、改名を裁判所へ申し立てるという
記事を書きました。

そして、無事裁判所から許可が下りました。

現在は、市役所の手続きや免許の更新もひと通り終わり、
銀行やクレジットカード等の改名手続きを行っている最中です。

これでまたひとつ、前進出来たという感じです。

ただ、私にとってひとつまだ大きなハードルが残っています。

それは、自分の両親です。

両親にはまだカミングアウトしていない為、
改名はおろかトランスジェンダーである事も知らせていません。

両親と会うことが少ないため、
今のところは問題は起きていませんが、
やはり私としては、両親に知ってほしいし、
受け入れてもらえるものなら、受け入れてもらいたいと
思っています。

その為、両親の所に行く際には、レディースの服装でも、
それとは気づかれにくいような感じの服装で行っています。

ちなみに妹と妹の夫、妹の友人、
そして一部のいとこは既にすべて知っています。

両親に言えないのは主に2つの理由が有ります。

ひとつは父に対する恐怖心が、
私自身が50歳になろうかという今になっても
ぬぐい切れていない事。

何を言われるか判らないという恐怖心です。

もう一つは、母及び母方の親族が
とても閉鎖的というか、凝り固まった
古い思考の人の集まりで、トランスジェンダーや
改名について、受け入れられる様な人々ではないと
想定される事が挙げられます。

実際、私のいとこのお母さん(私の母の妹)は、
男子の孫が全身脱毛をしたと聞いたとき、

「男のくせに気持ち悪い!」

と第一声を放ったそうです。

こういう思考の人の集まりなので、
言うタイミングがなかなか難しいという所が有ります。

なので、いとこや妹と相談しながら、
どういうタイミングで両親にすべてを話すか、
今は調整している段階です。

それなら別に言わなきゃいいじゃんという考え方もありますが、
私としては、やはり両親に受け入れてもらいたい。

子供の頃から頭ごなしに否定されて育ってきたので、
どこかで認めてもらいたい願望があるのだと思います。

色々思う所は有りますが、先延ばしにしても仕方ないので、
年内には両親に打ち明けようとは考えているところです。

ここで、自分の中の考えや想いを整理するのに、
アドラー心理学の

「課題の分離」

という事を取り入れる必要がありそうだと思っています。

つまり、

  • 言うか言わないかは私自身の課題

  • 受け入れるか受け入れないかは両親の課題

この様にして課題を別けて考えないと、
なかなか難しいだろうと思っています。

しかし自分の両親ともなると、頭では課題の分離と思っても、
心情的には、やはりそう簡単に課題を別けて考えるという事が
難しい面もあります。

いずれにせよ、いつかは言わなければならない事なので、
年内には決着させたいと思っています。

そして、両親の前で、ありのままの自分で居られる様に、
素を出せる様になって行きたいと思います。

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