「書きたい気持ち」と「描きたい気持ち」

「良いお年を!」と締めたまま、気が付けばもう5月も終わりそう。

書くほどのことがなかったと言えばそうでもあるし、書きたいのに言葉にできなかったと言えばそうでもあるし。
なんしか、書く気が今一つ起きぬままにここまで来ていた。

でも、このところ俄かに「書く」ことのワクワク感を思い出させてくれるきっかけと随所で出会い、久しぶりにここにも書いてみてみる気になった。

きっかけの一つは、親友とのTwitterでの小説もどきリレー。
彼女が書いたツイートがまるで小説の書き出しのようだったので、そこに続く言葉を返信したのが始まり。
地味に、ひっそり、二人だけで紡いでいる不思議な小説。
結末は、二人にも分からない。いつまで続くのかも分からない。
だからこそ、書いている本人(わたし)が一番楽しんでいる。

その次にあったきっかけは、別の大好きなお友達との近況報告メール。
いろいろあった去年のことをお話しするのに、ただ綴っては長いだけで面白みがないなと思い、小説みたいな文面で書くことを思いついたこと。
あまり明るい内容ではないにもかかわらず、小説を書いていると思えば客観的に振り返ることができてとても良い。これは世紀の大発見。
こちらは自分が体験したことなので結末は分かっているが、小説として成り立たせるためにはどういう展開でどうまとめるのが作品として一番面白いか、なんてことを考えながら書くのがまた楽しい。

Tweet小説も、メール私小説も、現在進行形で執筆中。
作家気取りで言葉を紡ぐ時間が、今はとても楽しくて幸せに感じている。
「書く」って楽しい。

この調子で「描く」も再開していきたいところだが、こちらのきっかけはまだ掴めずにいる。
描きたい気持ちはあるにはあるのだけれど…。
困ったもんだ。




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いろんな分野に好奇心丸出しで首を突っ込みつつ、野球にまつわる絵を描いたり、もっと野球を楽しむための学びに取り組んでいます。みなさんの素敵なnoteに触発されながら、わたしならではのnoteを綴っていきます。よろしくお願いします。