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新校章デザインに迫る|「輪違い紋」と「上昇する輪」

2023年、学園創立120周年を迎える節目に、校名を日本音楽高等学校から品川学藝高等学校(しながわ がくげい こうとうがっこう、SHINAGAWA GAKUGEI HIGH SCHOOL)と改称し、共学化、かつ普通科新設と既設の音楽科コース改編を行います。

日本音楽高等学校としてこれまで培ってきた建学の精神「愛と和と誠実」を継承し、本校は知性と感性の融合を通した「人間力」向上を最重要ミッションとする教育を実践します。歴史ある芸術系コースと新しい時代に向かう革新に満ちたコースを融合させた男女共学校としての新たな出発を迎えます。


新しいVIについて

校章をはじめとした新しいVI(ヴィジュアル・アイデンティティ)のデザインは、数々のファッション誌、企業ブランディングを手がけてきたVIA BO,RINK河合宏泰氏が担当しました。

校章

モーションロゴ

ロゴの展開


テーマは「輪違い紋」と「上昇する輪」

新校章は「輪違い紋」という家紋をモチーフに、「上昇する輪」を円と線でデザインしています。

輪違い紋

輪違い紋

新校章は「輪違い紋」を想起させるシンボルとなっています。輪違い紋は「共創」という意味を表現した家紋デザインで「1人では物事は発展しない。2人以上の人が一致協力しながら発展させていく」というメッセージを持ちます。

上昇する輪 / Rise Ring

同時に、円と線でデザインされた2つの輪が調和し、品川学藝高等学校の頭文字Sを形作ります。日本音楽高等学校の校名が大切にしてきた“日本”つまり“日の丸”から動き出し、変化し、日が昇り、無限の可能性へと上昇していくイメージを躍動的にシンボライズしています。


学校法人三浦学園理事長 三浦洋義 コメント

建学の精神「愛と和と誠実」を継承し、次の120年へ

1903年に日本最古の私立音楽学校として発足して以来、最も大きな変革を迎えます。学園創立以来120年にわたり培ってきた建学の精神「愛と和と誠実」を継承し、その実現のため、知性と感性の融合を通した「人間力」向上を最重要目標とする教育を実践します。

建学の精神「愛と和と誠実」は輪違い紋のメッセージに通じ、本校がめざす教育「知性と感性の融合」は上昇する輪のメッセージに通じます。次の120年に向け、新しい校章に親しみを持っていいただければ幸いです。