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温故知新!知られざるモリンガの秘密(前編)

初めまして。管理栄養士の今枝です。
今回から、SHINALブログで定期的にコラムを連載することになりました。
皆さん、宜しくお願い致します!

SHINALとの出逢いは今春。私のライフワークと共通する部分が多く、自然と関わらせて頂くことが増えるようになりました。
SHINALって、ミーティングや日々のグループラインに流れてくる会話が面白いんですよ……
内容も興味深いですが、皆さんキャラが立ってる。
栄養士としての知見だけでなく、そんなメンバーの話も交えて(?)、これからお伝えしていければなと思っています!!


さて、SHINALに関わりだして気づいたのが、そもそもモリンガと聞いてピンとくる人が少ないこと….
身近な人に聞いてみたところ 『モリンガ?  それってモモンガ?』 という声が一番多かったです。苦笑…


モリンガ?それって美味しいの?

そして、私自身もよく考えてみると モリンガって何者?という疑問が。
そこで、改めて調べ直してみました。
 
今回は栄養価が高いだけではないモリンガの魅力を紹介していきたいと思います!


改めて、モリンガとは

モリンガとは高い栄養価で注目されているスーパーフードでインドや東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域に自生しており、植物学的にはアブラナ目ワサビノキ科ワサビノキ属に分類される多年生の樹木です。
 
含まれている栄養素は90種類以上に及び、薬効は300を超えるといわれているほどで、高いデトックス効果やアンチエイジング、安眠作用の他、腸内フローラの改善やアレルギーの抑制、免疫力向上など様々なメリットが期待できます。

もうなんだか多すぎて、体の不調サインを感じたらとりあえず飲んだら何とかなりそう…

モリンガ活用の歴史

実はモリンガ活用の歴史は古く、紀元前2000年頃(約5000年前) からインドでは薬草として扱われており、世界最古の医療システムのひとつであるアーユルヴェーダ医学でも活用の方法が示されています。
 
アーユルヴェーダの歴史書である「Bhava Prakash」には、モリンガは「シグル」と呼ばれ、"矢のように動く "と訳され、これはモリンガが素早く体の内部に浸透し浄化することにちなんでいます。
 
このようにモリンガの活用の歴史は古く、マルチパーパスツリー(万能木)とも呼ばれ、葉や幹、根、花など様々な部位が薬用用途で使用されてきました。

モリンガの使用部位と伝統的な薬用用途

このように部位ごとにも効果効能が異なるようです。
 
モリンガは栄養価が高いだけでなく、様々な効果効能がありました。長い歴史の中で先人たちが培ってきた知恵を生かすことで日々の生活が豊かになりそうですね。

日本国内に流通しているモリンガ製品のほとんどが葉の部分を使用したパウダーやお茶になりますが、一部で種も入手できるようです。
 
種を取り寄せ食べてみましたが、ナッツの風味はあるのですが、甘みと苦みがあり、強烈で独特の風味…. 

おそらくポリフェノールの抗酸化の味なのでしょう。興味のある方は是非お試しあれ。料理に混ぜ込むなら断然、パウダーをお勧めします。


SHINALのモリンガは肥沃なカンボジアの土壌で育ったオーガニック認証の安心安全なモリンガです。無農薬の自然農法で栽培されています。
 
製造過程にもこだわり、栄養価を損ねない製法で製造し遮光袋に入ってお客様のもとに届きます。
 
ありがたいことに『SHINALのモリンガ製品を一度食べたら他のモリンガにはもう戻れない…』というお声を頂くほどです。
 
フレッシュなグリーンとシャープな辛みが特徴のSHINAL自慢のモリンガ、
高品質な本物の味、是非一度お試しください!

(参考文献)
Nur Zahirah Abd Rani 、 Khairana Husain、 Endang Kumolosasi(マレーシア国民大学薬学部薬物・薬草研究センター)Moringa Genus: A Review of Phytochemistry and Pharmacology  https://doi.org/10.3389/fphar.2018.00108

Moringa oleifera is a Prominent Source of Nutrients with Potential Health Benefits (hindawi.com)

The History of Moringa Tea (greenearthheritage.org) https://www.greenearthheritage.org/historyofmoringatea/

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