見出し画像

大切な方のためのために「追悼サイト」を作りませんか

近年、故人に縁のあった人たちから寄せられたメッセージや写真、ビデオ、音声などの思い出を共有して故人を偲び、想いを馳せる場を提供することを目的とした追悼サイトが注目されています。追悼サイトは故人を偲ぶ場であることにとどまらず、グリーフケアのための場として、遺された遺族の深い悲しみや悲痛を癒す役割が期待されています。
大切な思い出をデジタル化して、しっかりと次の世代につなげていく追悼サイト。故人に対して、まだ何かできるのではと気にかけているあなたにぜひ読んでいただきたい記事です。

目次
1.追悼サイトとは

2.追悼サイトの役割
 
●グリーフケアのための場
  ・グリーフケアとは
  ・グリーフケアが必要とされる理由
  ・故人について語り、思いを伝える場

●身近で大切な方への思い出をデジタル化し保存する

●お亡くなりになられたご家族や近親者のご供養

3.追悼サイトに求められるもの

●作成、閲覧、参加などの操作が簡単であること

●デジタル化による保存が可能であること

●プライバシー安全・安心が担保されていること

1.追悼サイトとは

追悼サイトとは、お亡くなりになった方に縁のあった人たちから寄せられたメッセージや写真、ビデオ、音声などで故人の思い出や、人となりを共有し、故人を偲び、想いを馳せる場を提供することを目的としたサイトです。

そもそも、追悼サイトは欧米で有名人の訃報を伝える目的でサイトを作成して「お悔やみ」や「死亡報告」を掲載することから始まりました。

地方紙の発達したアメリカでは、近しい人が亡くなると新聞に広告を出し、故人とゆかりのある人はその死亡広告を見て、葬儀の日時や場所を知るというのが慣習になっています。アメリカの新聞にとって死亡広告はとても重要なコンテンツなのです。

このことは、コロナ禍のアメリカの状況をCNNが以下のような報道でもお分かりになるかと思います。
「新型コロナウイルスの感染拡大が続く全米の各地で、新聞の日曜版に掲載される死亡広告の件数が激増している。米マサチューセッツ州の地元紙ボストン・グローブの日曜版は、19日のお悔やみページが16ページにも及んだ。昨年のこの時期は7ページにすぎなかった。この急増は、新型コロナウイルスの影響の大きさを物語る。」

そのような事情からアメリカでインターネットの発達に伴って、「死亡報告」をネット上で行うというやり方が普及してきたことは当然の成り行きといえます。さらに進んで、ネット上で故人を偲ぶためにプラットフォームを使って、簡単にサイトを立ち上げることのできるサービスが発達してきました。

2.追悼サイトの役割

追悼サイトの役割は、単に葬儀の告知や故人を偲ぶことにとどまらなくなってきました。他にも追悼サイトには大切な役割があるのです。

●グリーフケアのための場
 
 ・グリーフケアとは
「grief(グリーフ)」とは、死別などによる深い悲しみや悲痛のことです。その悲しみを「care(癒す)」することから、遺族ケアや悲嘆ケアともいわれます。

追悼サイトを作ることで、故人を偲び、想いを寄せたり、話しかけたり、寄り添ったりして、辛く困難な時期の心の解放や悲しみを癒すための機会を創出する場にします。自身の生き方を見つめ直す契機となることが期待されているのです。

 ・グリーフケアが必要とされる理由
そもそも、グリーフケアが必要とされるのはなぜでしょうか。家族や地域社会など人とのかかわりがどんどん少なくなっている現代では、悲しみを一人で抱え込んでしまう人が増えています。一方で、悲しみの公開は死別後の心の回復にとても重要だと言われています。

一人で深い悲しみを抱え込んだままで立ち直れなかったり、立ち直るまでに長い時間がかかったりするのを防ぐのにグリーフケアは必要なことなのです。

日本人は悲しみを堪え、気丈に振る舞うことが残された者にとっての美徳とされてきました。しかし、残された人がより良く生きるために、そういった考え方を見直す時期が来ているのではないでしょうか。

 ・故人について語り、思いを伝える場
悲しみを乗り越えるには、悲しみ以外にも怒り、後悔などさまざまな複雑な感情を思い切り外に吐き出すことが必要なプロセスです。

身内や知り合いに自分の感情を吐き出すのが難しい場合は、同じ境遇の人が集まる会に参加できれば、共感できる部分を見つけやすく思いを伝えやすくなります。そういった場所としての役割が、追悼サイトに期待されるのです。

● 身近で大切な方への思い出をデジタル化し保存する

今は亡き祖父母や両親、伯父(叔父)伯母(叔母)、兄弟などの親族を偲ぶための写真、ビデオ、音声が時間を経るとともにどんどんと増えていき、保管場所に困っている。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

私たちの思い出を活かし続ける方法として追悼サイトを利用し、亡き人の思い出をデジタル保存することで、子供や孫、その先の子孫まで色あせることなく永遠に受け継がれることができるようになっています。

● お亡くなりになられたご家族や近親者のご供養

コロナ禍の時代、葬儀・供養が思うようにできない。そんな状況でも、お墓や仏壇の代わりに故人の思い出の詰まったサイトで、故人に想いを馳せ、追悼することが可能となります。

自分にとって大切な故人のために思い出サイトを作成すれば、お墓や仏壇だけでは刻むことのできない多くの感謝と思い出を残せます。そんな供養のお気持ちの輪は、家族にとどまらず、故人の友人、知人にまで広がるでしょう。

3.追悼サイトに求められるもの

いかがでしょうか。追悼サイトの内容やその役割について、ご理解いただけたでしょうか。
もし、追悼サイトに興味がおありでしたら、システムを選ぶ際にはつぎの三点に注目してください。

● 作成、閲覧、参加などの操作が簡単であること

大切な故人の追悼サイトにまず求められるのは、スマホやPCなどの身近なツールを使ってできるものであることです。さらに、わかりやすいページ作成フォームに従って必要な情報を入力するだけで簡単に作成できることが大切です。

年齢や、経験の違いによって、デジタルリテラシーには差異があるものですから、どんな方でも戸惑わずに簡単に操作ができることが追悼サイトには必要なのです。

● デジタル化による保存が可能であること

箱やアルバムの中にある写真やネガは家庭の中でスペースを占めますし、常に火災、天災、経年劣化のリスクにもさらされています。

そこで、写真やネガをデジタル化して保存した際に、長期にわたって安全に保存されることが追悼サイトに求められる条件になります。

貴重な写真のデジタルコピーを作成し、「追悼サイト」に保存して家族や友人と共有することができれば、消失、紛失や散逸、経年劣化のリスクが回避できるだけでなく、それまで写真を収めていた箱やアルバムなどが占めていたスペースの回復をはかることもできます。

● プライバシー安全・安心が担保されていること

追悼サイトは、非公開・公開・招待者のみなどのプライバシー設定が選べるのが普通です。非公開の場合、「秘密のウェブサイト」として登録され、管理者以外は検索・閲覧・編集することはできません。

そこで、システムが外部から侵入され、データの書き換えや漏洩が発生することがあってならないことです。ですから、追悼サイトは信頼できるシステムで構築されていることが求められます。さらに情報セキュリティの管理規約が制定され、それが確実に運用されていることも重要です。


安心して任せられる追悼サイトがあります

オンラインで故人を偲ぶ会を開催する、追悼サービス「しのぶば」をご検討ください。
https://www.shinobuba.com/


しのぶばが提供するのは以下のサービスです。
①オンラインで故人を偲ぶ会を開催する。
司会者を中心に、故人を偲ぶ会をオンラインで開催します。
事情があり葬儀に参列できなかった方にご好評いただいています。


②メモリアルサイト・メモリアルブックで思い出を共有。
故人らしい追悼サイトを制作いたします。
故人の友人や知人、会社関係の方々から思い出のお写真やメッセージを集めて、
メモリアルサイトとしておまとめいたします。
メモリアルサイトやメモリアルブックとして遺し、みなさまとで気持ちを共有することができます。


「娘でも知らなかった母の一面を、知ることができました。」
「故人に会えたような気がしました。」など多くの方からご好評の声をいただいています。


しのぶばのお申し込みはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?