こんにちは、新大阪うつ病回復センターの作原弘です。
今回のテーマは「うつが良くなる口癖３つ」です。

たくさんのうつ病の方と接してきて
わかった事があります。

それは、今に生きていない人が
多いということです。

過去と未来に生きている人が多い。

• 過去に行って過去を悔やむ
• 「あのとき、どうして○○やらなかったのか」
• 「なぜこんな生き方を選んでしまったんだろう」
• 「私の人生はロクなことはなかった」

• 未来に行って未来を心配する
• 「私に明るい未来はない。」
• 「これから先、どうやって生きていいのかわからない。」
• 「人生には何の意味もない。」

「過去の後悔と未来の不安」で
おしつぶされそうになっています。

過去の事実は
変えることはできないし

未来の事は
誰にも分からない。

それでも、人は過去と未来を
行ったり来たりする

これを妄想といいます。
妄想を繰り返します。
過去を後悔し、未来を心配する。

過去も未来もどこにもないのに
ないものに苦しめられている。

心が過去や未来に勝手に行ってしまう
のを止められない。

今に生きることができない。
妄想に苦しめられて
うつ病になっていく。

心と身体は一体です。

でも心が先で
身体は後です。

心で決めてから、身体がついてくる。

身体が勝手に動いて、
気がついたら会社についてました。
ということはあり得ない。

会社に行こうと心で決めたら、
身体が動き始める。

行こうときめたら、
後は、オートマチック。

心と身体が一体となって
遅刻しないようにと動き始める。

だから心が先、身体は後。

心と身体が一つになって
集中すると
遅刻せずに会社に着く。

妄想が始まると
心と身体の分離が始まる。

心が勝手に
過去に行ったり、
未来に行ったりしてしまう。

でも身体は、
今にしか生きられない。

過去や未来には行くことはできない。
心ここにあらずという言葉がある。

心が妄想して、
身体が置いてけぼり食っている状態のことです。

朝、起きた時
心が過去に行く。
昨日、上司に𠮟られた。
あの時ああすれば良かった。
後悔する。

夜寝る前に、未来に行く。
このまま、毎日上司にしかられたら
会社を首になる。
不安になる。

過去に行って、過去を悔やむ。
未来に行って、未来を心配する。
身体は、心についていけず
今に残されたまま。

「会社を休もう。」決める。
心と身体が一致する。

後悔や心配をしながら
「会社に行こう。」と決める。
心ここにあらず。
心と身体がバラバラ。

心が過去や未来に行ったまま
身体は今に置いてけぼり。
身体が重く感じる。
重い体を引きずるようにして会社に行く。

バラバラのダメージは身体に現れます。

悪夢にうなされた時
ワット跳び起きる。

心臓は、高鳴りバクバク言ってる
寝汗をびっしょりとかく。

夢なのに
身体は、現実に起きた出来事のように
反応する。

過去の後悔で身体が反応する。
未来の不安で身体が反応する。
妄想に体が反応する。
常に緊張状態にいる。

悪夢を見た時のように
妄想する心から
身体は実際にダメージを受け続ける。

車の運転にたとえると、
車のボディは体
運転手はこころ。

心がいつも
過去に行ったり
未来に行っていると
今にいる時間が短くなる。

車は今しか走れない。

心が過去と未来を行き来するうちに
身体がどこを走っているかわからなくなる。
走っていいかもわからなくなる。

心と身体がどんどん分離していく。
心が身体を運転することができなくなる。

今にいる車を運転することが
できなくなる。
面倒で、おっくうになる。
身体が動かなくなる。

運転に集中できなくなる。
うつ病になる。

妄想を消さないと、
今に生きられない。

心と身体が一体にならないと
うつ病からは抜け出られない。

今に行きないと
うつ病は治らない。

今に生きる
方法をお伝えします。

方法は、今使っている口癖を変えることです。

私は今使っている口癖なんかない
と思うかもしれませんが
多くの方は、口癖があっても
自覚できてないだけです。

無意識で使っている口癖があります。
無意識だから気が付きません。

貧乏ゆすりと一緒です。
気づいていないクセ　口癖があります。

過去、現在、未来に語りかけている口癖
人生に語り掛けている口癖があります。

自分の人生（過去現在未来）に
対してつぶやいている言葉です。

言葉には力があります。

その言葉がどんな口癖なのかで
人生は決まります。

その言葉がどんな言葉かは
無意識なので
知ることは難しいです。。

でも、口癖がわからなくても
口癖を変えることはできます。
新しい口癖を使えばいいのです。

新しい口癖に変えれば、
人生は変わります。

今に生きるための口癖を
３つをお伝えします。

過去の悔やみに対しては
「これで良かった。」
未来の不安に対しては
「だから良くなる。」
現在の不平不満には
「ありがたい。」

過去の事を悔やみそうになったら
「これで良かった。」
といいましょう。

上司にしかられて
「ああすれば、良かった」という
過去の後悔は
「これで良かった。」

失敗が続いて
「このまま行ったら会社を
首になるかもしれない」という
未来の不安には
「だから良くなる。」

そして、現在に対する不満は
「ありがたい。」

口癖を変換させましょう。

これらの言葉は、
声に出していっても
心の中で行ってもかまいません。

口癖を変えることで、
出来事の真実が見えるようになり
今に生きるようになります。

過去に対しては
「これで良かった。」
未来には
「だから良くなる。」
現在には
「ありがたい。」
を口癖にしましょう。

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