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遺伝ではなかった!エリアによって違う髪色は、実は〇〇によって決まっていた

こんばんは、芝本です。

いきなりですが、ボクは昔から映画鑑賞が趣味です。
先日も洋画を見ていたんですが、noteで髪の毛について書くことが増えたからか、いつも以上に洋画に登場する外国人の金髪に目がいきました。

基本的にアジア圏は黒髪で、アメリカやヨーロッパ圏では金髪というイメージがありますよね。同じ人類なのにエリアによって髪の毛の色が違うことに対して不思議に思ったので調べてみました。

実は、遺伝的な理由だと思っていたのにそうじゃなかったんです。
エリアによって髪の毛の色が違うのはなぜなのか、どういう仕組みなのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

今回の記事は「髪色の意外な決まり方」についてアウトプットします。

黒髪と金髪はメラニン色素の種類で決まる

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ボクが非常にお世話になっている方は、ボン・キュッ・ボンのブロンド美女に強い憧れを持っています。ちなみにボクはスラっとしたモデル体型の北欧系の美女がInstagramのレコメンドで上がってくるくらいよく見ます。(ミランダカーとかテイラーヒルとか好きです。)

そんな日本人の憧れの的である外国人はなぜ金髪なのでしょうか。
結論から言うと、髪の毛の2層目であるコルテックスに存在するメラニン色素の種類と量で決まります。

図で表すと下の図のようになります。

メラニンまとめ

出展:お肌に関係してくるメラニンってなに?メラニンについて詳しくまとめてみた

メラニン色素にはユーメラニン(黒褐色系)とフェオメラニン(黄赤色系)が存在します。ユーメラニンが多いと黒髪、フェオメラニンが多いと金髪になるんですね。

赤道からの距離でメラニン色素の種類が決まる

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髪色がメラニン色素の種類が関係していることが分かりました。それでは、なぜメラニン色素の種類が人によって違うのでしょうか。

実はメラニン色素の種類とは住んでいる場所に関係しています。
ズバリ、赤道に近いか遠いかが関係しています。

本来、メラニン色素は髪の毛に色をつけ、頭皮を紫外線から守る働きがあります。赤道近くの国では紫外線が強く多量の紫外線から頭皮を守る必要があるので、黒髪の方が多いんだそうです。

一方で赤道から遠い寒い国に住まれている場合は、紫外線量が少ないこともあり金髪の方が多いということです。しかも、調べてさらにびっくりしたのですが、地毛が金髪の人は世界で1〜2%ほどだそうです。

北ヨーロッパに住んでいる方に多く、意外と髪の毛を染めている人が多いみたいです。ちなみにハリウッド女優のエマ・ストーンさんやアンジェリーナ・ジョリーさんは生まれつきの金髪だそうです。

余談にはなりますが、赤道近くの国の方はやはり紫外線から身体を守ることが必要のため、肌の色や瞳の色も黒色、そしてくせ毛の方が多いですよね。
逆に赤道から遠い国に住んでいる方は、肌の色は白く、瞳も青色やグレー、ストレートな髪の毛の方が多いですよね。

住んでいる環境でこんなにも変わってくるとは思っていませんでした。
日本人は赤道から遠くもなく近くもないため、髪色、肌、瞳は黒っぽくもあり茶色っぽい方もいて、ストレートな方もいればパーマがかった方もいると思っています。ちょうど間ということですね。

まとめ

今回の記事では人によって髪色が違う理由をアウトプットしました。
住んでいる地域が赤道近くであればユーメラニンが多く黒髪に、逆に赤道から離れた場所であればフェオメラニンが多く金髪になります。

もちろん遺伝も関係があるので全員というわけではないのですが、上述した傾向にあるということですね。

住んでいる場所で髪の毛の色も変わってくることは驚きでしたね。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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