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マイナスがプラスに変わる「リフレーミング」

今回は、マイナスがプラスに変わる「リフレーミング」という話をさせていただきます。 

人というのはものごとの見方や視点で全く違う状態になります。
必要以上にマイナスにとらえてしまうことで自分をマイナスの状態にしてしまうことがあります。

それを言葉の使い方で瞬間的に良い状態に変えるリフレーミングという心理的手法があるので紹介します。
自分や相手を良い状態にしたいと思うときに参考にしていただけたらと思います。


人が何か出来事を体験するときは、さまざまな見方、視点を通しています。
フィルターを通して体験しています。

この見方、視点のことを「フレーム(frame)」といい、フレームを変えることを「リフレーミング(reframing)」といいます。


よく使われる例えとして、コップに入っている水が半分だとすると、
「もう半分しかない」と思うか
「まだ半分もある」と思うかは自分次第というのがあります。

どんなフレームかによって現実のとらえ方が変わるのです。


他にも
「仕事が忙しくて大変」という人に
「充実しているのですね」とフレームを変えてあげる
ことでその人のやる気がわいてきたりします

「内気な性格」と思っている人に
「じっくり考えてから行動できる」
「自分の世界をしっかり持っている」
と言い換えることもできます。

「人前で話す緊張」に対して
「気持ちが高まって武者ぶるいがしている」
に変えてあげることで勇気を持つことができます。

リフレーミングによって感情や行動が変わります。


リフレーミングをもう少し詳しく見ると、
「内容」のリフレーミング
「状況」のリフレーミング

があります。


内容のリフレーミングは、言葉の内容や意味を変えるものです。
「ほかにどのような意味があるのか?」という視点で考えます。

人生の半分が過ぎた、と思っている人がいたとします。

「残りの人生は半分しかない。自分はまだなにも成し遂げていない」
と思っていたとしましょう。

「意味のある人生を生きたいという気持ちが強いのですね」
と言うことで前向きな気持ちになれます。


状況のリフレーミングは、別の役立つ状況を見つけるものです。
「どういうときにこの性格や行動が役に立つのか?」という視点で考えます。

さきほどの人生の半分が過ぎた、と思っている人へ、

「やるべきことが見つかれば、スパートがかかりますね」
「時間も選択肢もしぼられてくると、人生に集中できますね」
といったように残りのカウントダウンが始まってからの状況で力を発揮するという視点に変えます。

今回は、視点を変えることで瞬間的に状態を良くするリフレーミングを紹介させていただきました。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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