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冬に終わりを告げ、私たちの春を呼ぶために私は生きる

昨日おとといと、一泊二日で神奈川県の西端の相模湖畔に位置する藤野に行ってきました。

旅の目的は『天職創造セミナー』という、心の底から自分自身が納得し、世の中に価値を提供できる仕事(天職)を創造するためにはどうすればよいか?ということを考える場に参加するためでした。

セミナー会場:おおだ山荘

この天職創造セミナーは、コーチングを学び、実践している人であれば多くの方がご存知だと思われますが、今から約30年前にアメリカ留学中にコーアクティブコーチングを学び、日本人で初めてのプロのライフコーチになり、2000年にコーチング会社の老舗であるCTIジャパンを設立した榎本英剛さん(以下、「ヒデさん」)が個人でオリジナルに開発された参加体験型ワークショップです。

最初に申し上げておくと、このセミナーはとても素晴らしく大きなインパクトのあるものでした。

天職創造セミナーを通して学んだこと/気づいたことは沢山あるのですが、ここにそれらをツラツラと全て書き連ねても、きっと読んでいる人には伝わらないと思うので、その中でも特にインパクトの大きかった2つの学びをこのnoteでシェアしたいと思います。

ファシリテーターのヒデさん(右)

学び その1:
私の天職は、『冬に終わりを告げ、私たちの春を呼ぶ』こと

この記事タイトルにも付けたのですがセミナーを通じて、私の天職は『冬に終わりを告げ、私たちの春を呼ぶ』という仮説を立てました。

冬 :孤独、緊張、我慢、不信、不幸、不義理、不満 etc
春 :繋がり、笑顔、満足、信頼、幸福、慈愛、充足 etc

冬や春はそれぞれ、上記に挙げたような感覚や感情の比喩として用いています。

この仮説が作られた背景は、私自身の経験に基づいています。
11歳〜35歳頃までの約四半世紀に渡って冬の時代のような感覚で生き続けていました。誰とも心の底から繋がれる感覚にはなれず、私にとっては生きること自体がとても辛く、時には心が折れてしまいそうなほどのどうしようもない孤独に苛まれていました。

しかしながら最愛のパートナーとの出会ったことにより、万年雪のように重く、固く降り積もって氷のようにガチガチに凍っていた心の壁が一気に溶けて流れる感覚になりました。

心の壁は、見栄やプライド、経歴や肩書きみたいなものに執着してしまうという形で現れ、それが更に他者との繋がりを分断させてしまっていました。

しかしながら、自分が自分でどうしようもなくなっている時に、パートナーに「そのままのしんたろーでいいんだよ」という一言を言ってもらえたお陰で、万年雪みたいな心の壁が一気にドロっと溶けて流れていきました。

その時を境に、よそ行きの自分と内側の隠している自分という2つの自分を合致させてそのままの自分として生きていくことに決めました。まるで雪を押し退けて芽を出したフキノトウみたいな決意だったなって思います。

こうして長い長い私の冬の時代は終わりを迎え、春の時代が訪れたことにより、私自身や私を取り巻く環境はガラリと大きく変わっていきました。

長年勤めていた不動産会社を辞め、スタートアップにジョインし、絵を描きたいと思い立ち、気がついたら無職を経て美大生になりました。
そして今現在も現在進行形でどんどん春の季節が私の人生を駆け巡っています。

そんな経験をしてきた自分だから、冬の時代にいる他者や組織のことが気になってしまいます。だからこそ、冬に何かしら働きかけをして、寒波が吹き荒む冬に春を訪れさせたい。

アートやコーチングを勉強し、実践していること

これらは全て、先ほど掲げた仮説『冬に終わりを告げ、私たちの春を呼ぶ』ことを実現させるために必要とする手段として、私が新たに選んだことだったんだ!とセミナーを通して、ようやく腑に落ちました。

だから私は、世界に春を呼ぶために残りの人生を生きていこうと決めました。

photo by さかえちゃん

学び その2:
責任感は他者のためではなく、自分自身のためのもの

もう一つあった大きな気づきは『責任感』の考え方に関してです。

これまでの私は責任感というものに縛られ、不本意なことであったとしても責任感から仕事を含めて、責任を負っている物事を一生懸命遂行しようとしてきました。不本意なこともやらなければ気が済まないそんな自分が嫌で、最近ではそんな『責任感を手放そう👋』と意識していたくらいです。

しかしながら、セミナー1日目夜の懇親会でヒデさん含めて参加者数人で話をしている時に、この責任感という言葉の捉え方が根本からひっくり返りました。

責任感 = Responsibility (Response + Ability)

責任感を表す英語を直訳すると『反応する能力』になります。
決して、日本社会で使われてしまっているような、不本意なことであっても遂行する能力という意味ではありません。

他者や与えられた仕事に責任を持つことが責任感ではなく、『自分自身の感覚や感情に責任を持ち、自分の命に責任を持つこと』だと対話の中で気がつかされました。

そう気がついた瞬間、今まで手放そうとしていた『責任感』が自分のど真ん中にドシン!と鎮座する感覚に変化しました。

『ああ、今まで誤解していてごめん。これから私はあなた(責任感)を大いなる力に変えて、これからの人生を生きていくよ』

ワークショップに参加したみんなで記念撮影

【参加者募集】
雪解けアートワークショップを開催します!

ここまで読み進めてくれた読者の方、ありがとう!

私の天職と責任感に従って突然ですが、『雪解けアートワークショップ』という体験型のアートワークショップを開催することに決めました!
以下、詳細を記述します。

冬が終わりを迎え、春先に姿を現す霜柱

雪解けアートワークショップ 概要

<目的>
冬の感覚になってしまう自分の感情と和解し、自身に春を訪れさせる

<内容>
【アート制作】と【対話】を通じた参加・体験型のワークショップ

<開催日時>
2024年4月20日(土)10:00〜18:00

<場所>
東京都渋谷区笹塚(京王線笹塚駅から徒歩8分)
※詳細は参加者に別途お伝えいたします

<参加費>
9,900円(税込)
※ アート制作に使用する描画材、キャンバス等は参加費に含まれますので手ぶらでお越し下さい
※ 昼食は参加費に含まれませんが、小腹を満たす飲み物やお菓子はご用意します

<キャンセルポリシー>
開催4日前までのご連絡:無料
開催3日前〜前日:50%
当日:100%

<定員>
9名
※先着順

<応募方法>
参加希望の方は以下のフォームからエントリー下さい
https://forms.gle/4FsEpGeSzr8X6sGs9


こんな人に是非きてもらいたい!

・冬の時代にいる自覚のある方
・どうしようもない感覚や感情と共に生きている方
・アート制作を通じて自分の内面を表現したい方
・非言語コミュニケーションの実践に興味がある方
・村田晋太郎という存在に興味のある方
・このnoteをたまたま読んで興味を持った方


最後に

来週3月20日〜24日と個展を開催するのですが、まさか個展を終える前に、『雪解けアートワークショップ』なるNextアクションが生まれるとは思ってもいませんでした。笑

今回の個展開催は2回目なので、1回目に比べるとプレッシャーみたいなものはほとんどありませんが、雪解けアートワークショップに関しては初の試みなので、正直に言うと緊張感や不安があったりします。

きっと雪解けアートワークショップに関しても、回を重ねる毎に肩の力が外れて、自然体でやっていけるような気がします。が、ハラハラドキドキの記念すべき第1回目の開催にお付き合い頂ける方は是非、フォームからお申込み下さいね。


そして最後の最後に、個展に関しても現在追い込みをかけて作品を楽しく制作しています。現在進行形で130号のキャンバスに描いている作品はもしかすると過去一番の出来上がりになりそうな予感です。

個展のご案内

こちらもご都合付く方は是非、どなた様でもお気軽に遊びにきてくださいね!
皆さまのお越しを心よりお待ちしています😊

お し ま い


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