記録(2023/7)

書籍

  • 『彼岸過迄』夏目漱石
    しっとりしていていい。ただ後半の面白さはあまりわかっていない。前半の探偵小説振りとか、宵子が死ぬシーンばかり印象に残っている。

  • 『万葉集の基礎知識』上野誠編

  • 『対抗言論 3号』杉田俊介編

  • 『ダライ・ラマ六世恋愛詩集』ダライ・ラマ六世

  • 『新古今の惑星群』塚本邦雄
    座右の書の1冊(ぜんぜんちゃんと読めていないが…)。

  • 『式子内親王 永福門院』竹西寛子

  • 『藤原定家』安東次男

  • 『和泉式部』寺田透

  • 『建礼門院右京大夫』中村真一郎

  • 『学ぶことは、とびこえること』ベル・フックス

  • 『買春する帝国 日本軍「慰安婦」問題の基底』吉見義明

  • 『須弥山と極楽』定方晟

  • 『九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史』山本聡美

  • 『日本の一文 30選』中村明

  • 『ベジタリアン哲学者の動物倫理入門』浅野幸治

  • 『総理の原稿』平田オリザ・松井孝治

  • 『結晶質』安田茜
    「こわれては生まれる王冠を見ていたあなたの指を撫でた滴の」。あなたもあなたの王なのであろう。

  • 『短歌ください 海の家でオセロ編』穂村弘編

  • 『ようこそ能の世界へ 観世銕之亟能がたり』観世銕之亟(八世)
    初心者に能を説明する系の本では抜群面白い。あまり本題ではないが、地謡をシュプレヒコールに例えているところがあって驚いた。

  • 『教養としての能楽史』中村雅之

  • 『岩波講座能・狂⾔〈1〉能楽の歴史』表章・天野⽂雄

  • 『書誌学入門 ―古典籍を見る・知る・読む―』堀川貴司

  • 『山崎方代の百首』藤島秀憲

  • 『落合直文の百首』梶原さい子

  • 『占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色』佐藤洋一・衣川太一

  • 「通言総籬」山東京伝 いとうせいこう訳(池澤夏樹編『日本文学全集11』)

  • 『源氏物語』「須磨」(新岩波文庫版)

  • 『江戸問答』田中優子・松岡正剛

  • 『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』栗原康

  • 『男の絆の比較文化史 桜と少年』佐伯順子
    中世・近世の話をもっと多く読みたい感じはしたが、かなり鮮やかな手付の書き振りで非常に勉強になった。

  • 『百人一首の現在』中川博夫・田渕句美子・渡邉裕美子編
    熱い本。「百人一首の撰者は定家である」とはもう言えない。

  • 『曽根崎心中 上方文化講座』大阪市立大学文学研究科「上方文化講座」企画委員会 編

  • 『能・狂言―日本古典芸能と現代』横道萬里雄・小林責

  • 『文楽・歌舞伎―日本古典芸能と現代』内山美樹子・志野葉太郎

  • 『長唄の世界へようこそ 読んで味わう、長唄入門』細谷朋子

  • 『コレモ日本語アルカ? 異人のことばが生まれるとき』金水敏

舞台

  • 銕仙会7月定期公演「隅田川」「野守 黒頭 天地之声」

  • 第26回 座・SQUARE「巻絹 惣神楽」「長柄 古式」
    巻絹は観世流とぜんぜん違って大変印象的。かっこよかった。長柄も変わった話でおもしろい。


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