見出し画像

57歳女子 専門職から総合職への転職体験記 当時42歳

私は新卒で入社以来、同じ会社で34年働いている。
しかし、42歳の時に社内で職種を変更した。
専門職から総合職へ。
「転職」の定義は仕事を変える事なので、これも含むと思い「転職体験記」を投稿します。

■きっかけ


専門職で20年やってきて、新たな目標が持ちにくくなってきた。
そして、自分のスキル頼りな世界ではなく、職場全体で協力していくような仕事がしたかった。

■機会があった


私の会社は専門職や地域限定一般職から総合職へ転換できる制度があった。希望者は年一度の登用試験を受けるというもの。
<転職希望者へのアドバイス>
自分の会社で仕事を変えたり、環境を変える機会がないか調べてみると良いかもです。会社を変えると、それまでの積み上げがリセットされるリスクがあるけど、同じ社内なら本給がそのまま引き継がれる、福利厚生等のメリットが残る可能性があります。

■だから長く働けた


多分私は専門職のままだったら力尽きて辞めていたと思う。総合職で環境が変わり、また転勤でもちょくちょくリフレッシュしたからここまで働き続けたと思う。
<転職希望者へのアドバイス>
今の仕事を続けたくないなら、配置転換や転勤等のチャンスで環境改善できないかも考えてみてください。退職は最後の選択としてとっていて、今ある環境の中で模索するのも大事だと思います。

■社内「転職」して良かったこと


ある分野の専門知識や、人脈がそのまま活用できる。
実は総合職に転換後は、ぜんぜん違う職場に配置されたのだけど、それでも会社の仕事にはつながりがある。私の専門性やネットワークは十分に活用できた。
それは今も活きているし、さらに新しい分野の知識が加わった点は自分の強みになって良かったと思う。
<転職希望者へのアドバイス>
社内でも社外でも自分の強みは何かを多角的に考えてください。
社外転職でも人脈は使える可能性があります。
今の仕事の専門性も、知識だけではなく、ポータブルスキルとして何かないか考えてみてください。
※職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキル

■しかしパラダイスなし

専門職には専門職なりの辛さや孤独が常にあった。それが嫌だったけど、総合職には別の大変さがある。
やりがいやモチベーションは自分が創るものだ。

<転職希望者へのアドバイス>

どこにもパラダイスはありません。
本当に今の仕事を辞めて転職したら解決するのかよく考えてみてください。

ちなみに後悔はひとつもありません!!!

#転職体験記

この記事が参加している募集

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?