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生粋サラリーマンの価値観

先日、会社の同期(おじさん総合職)と飲み会をした。

彼らの話題はいつも
「〇〇さんは今どこどこの部署で◯長をやっている」
「〇〇さんは次は役員かと思ったら出向で知らないところに出された」
みたいな出世の噂話に花が咲く。

女子トークとは違うんだよね。 

それはそれで情報収集になるし、悪口ではないので「なるほど」と思ってた。

ふと気がついた。
彼らは総合職で入社したら、その時から「出世」を常に意識して35年近くやってきたんだよな。
そりゃ私は彼らの価値観にはかなわない。

私はある意味「JOB型」な価値観を持っている。もともと専門職で入社して、途中から総合職になった。
つねに仕事のスキルを上げることに専念してたと思う。
その都度その都度の判断で、私は仕事がうまくいくことを最優先に考えてきた。 そのためには上司とぶつかることもあったし、私は鬱陶しい部下なんだろう。

「な〜んにもしない、できない人が出世してる」
と良く言われるが、彼らと私は違うんだろうと思う。

じゃあ、私は彼らのような在り方で仕事をしてきたら良かった?

答えはNO。

少なくともいま、同世代の彼らは「いかに長く社内で良いポジションに居続けること」に注力している。

いえいえ、私はそうじゃなくていい。
せっかくなら新しいこともトライしたいし、たくさん学びたい。

私は損してるかな?
と、思ってたけど、自分でちゃんと選んでたんだなーと思った。


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