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日本人女性は、海外で暮らしたら、化粧しなくなるか、自分の好きな化粧をするようになる。

前回、以下の記事を書いて、自分は、ルッキズム結婚しなければならないという価値観に囚われていると気づいた。この記事では、前回の記事の続きというイメージで気軽に読んでほしい。

ルッキズム

美容皮膚科での肌管理などが気軽に出来ないことや、硬水のシャワーで髪がごわごわになり、自分が「こうでなければ」という一定の美の基準を満たすことが出来ない。なりたい自分になれないことが、ストレスになる。

結婚しなければならないという価値観

また、アジア人以外の男性が恋愛対象に入らないので、ドイツで結婚相手を見つけることが確率的に難しく、結婚から遠ざかってしまい、日々焦りを感じる。

この2点に囚われているうちは、ドイツでの生活は苦痛でしかないと思う。

以前、旧twitterで、「日本人女性は、海外で暮らしたら、化粧しなくなるか、自分の好きな化粧をするようになる。」という呟きを見た。これは、海外で暮らしたら、日本特有の酷いルッキズムから解放されることを示唆しているように読み取れる。

しかし、私は一年半ドイツで暮らしているのに、「日本特有の酷いルッキズム」から全く解放されていない。私は毎日化粧をしないと外に出たくないし、整形したいという願望もある。

単純に自分が綺麗な自分で居られることや、おしゃれやメイクなどが好きなだけかもしれないが、私は自己肯定感が死ぬほど低く、自分に自信が無い。そのため、外見を着飾ることで、自分に自信をつけているのだと思う。

今の自分は、自分に自信がないという状況は変わらず、おしゃれすることからも自信を得られず、余計おどおど生きている。

結婚もそうだ。結婚したい一番の理由は、独身というだけで下に見られることが無くなるからだ。いくら時代が変わっても、女はクリスマスケーキ理論が死語になっても、やっぱり、ある一定の年齢を超えて独身だと、周りから「かわいそうな人」という目で見られるのだ。

やっぱり私は自分に自信が無い。
ドイツ移住を決めたのも、自分に自信をつけて自分を好きになることが、大きな理由だった。

残念ながら、一年半経った時点では、自分に自信がついていない。むしろ、外国人という立場で日々生きている中で、自信を失う場面も多い。

自己肯定感を高める方法や、自分に自信をつける手段として、ドイツ移住は不適格だったのかもしれない。もう少し頑張って、仕事でもある程度の結果を残せたら、もしかしたら自信はつくかもしれないけど。

自分に自信をつけて、ルッキズムや結婚観から解放される、あるいは上手く向きあう方法を見つけたら、人生は豊かになると思う。

今更この価値観を変えることは出来るのだろうかという疑問もある。
また、日本に戻ったとしても、結婚できる保証は無いし、老化は進む。独身の高齢女性という立場は、ドイツ以上に肩身が狭いだろうし。

半年経っても自分に自信が持てないようであれば、潔く日本に帰り、別の自分に自信をつける方法を模索しようと思う。

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