ドイツ在住OLぽめす

28歳で単身ドイツ企業に転職した日本人

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28歳独身女が単身ドイツ移住を決めた理由

ドイツの企業で働き、お給料をもらい、 ドイツで家を借りて、そのお給料で、家賃光熱費の支払いを行い、一人で暮らしている。 休暇の際は、ヨーロッパ中を一人で駆け巡り、 休日は公園で散歩する。 なんてたくましいのだろうか。 自分がこんな生活を送ることになるなんて一年前は、一ミクロンも想像出来なかった。 私が日本からドイツに移住した理由は、自分に自信をつけるためだ。 日本にいたときは実家暮らし、大手企業で事務職だった。 経済的に困ることはまずなかった。 実家にお金を入れていな

    • 明日死ぬつもりで好きに生きてみる。

      ここ最近の記事で、自己肯定感の低さや自身の無さに言及してきた。 今回は、なんでそんなに自分の自己肯定感が低いのか、自己分析がてら書いてみる。不思議なもので、書くことで、自分の知らなかった自分の問題や感情に気付くことが出来るのだ。 自分の自信の無さは、親との関係が一番大きく影響していると思う。私は三人兄弟の真ん中で、いわゆる一番「重要じゃない」ポジションだった。 親が私の選択を応援してくれたことや、素の自分を褒めてくれたこと、愛してると伝えてくれたことなど、全く記憶にない。父

      • 日本人女性は、海外で暮らしたら、化粧しなくなるか、自分の好きな化粧をするようになる。

        前回、以下の記事を書いて、自分は、ルッキズムと結婚しなければならないという価値観に囚われていると気づいた。この記事では、前回の記事の続きというイメージで気軽に読んでほしい。 ルッキズム 美容皮膚科での肌管理などが気軽に出来ないことや、硬水のシャワーで髪がごわごわになり、自分が「こうでなければ」という一定の美の基準を満たすことが出来ない。なりたい自分になれないことが、ストレスになる。 結婚しなければならないという価値観 また、アジア人以外の男性が恋愛対象に入らないので、

        • ドイツでの1年半の経験から考える、29歳独身女性が直面する葛藤と選択

          1年半のドイツ生活、これからの選択に悩む(もうすぐ)30歳女性のリアルな視点 ドイツに来て1年半が経った。正直なところ、今後の人生をどの方向に進めるべきか、本帰国するかドイツに留まるか、とても悩んでいるのだ。 前提として、私は独身で恋人もいない。お誘いは何回か頂いたが、将来のことを考えるとなかなか恋愛にも踏み切れないのだ。つまり、ドイツに住み続ける理由がこれと言ってないのである。 年齢との葛藤 まずひとつ、年齢。今年で30歳になる私。ドイツに永住する予定がないなら、婚

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        28歳独身女が単身ドイツ移住を決めた理由

          女子一人旅におすすめなヨーロッパ都市4選 part2

          part1でスペインへの愛を熱く語り過ぎたので、part2ではスペイン以外の都市を紹介する。 リスボン(ポルトガル) 正直に言うと、ポルトガルについて全く興味も知識もなかったが、しんめぐのユーチューブで動画越しに魅了され、次の瞬間には航空券を予約していた。 リスボンに着いて一番に感じたことは、「街並みが可愛すぎる!」だ。スペインともまた違った雰囲気で、アズレージョと呼ばれるタイルの装飾が美しく、一瞬で虜になった。町のシンボルとも言える黄色いトラムが、その街を走っている様

          女子一人旅におすすめなヨーロッパ都市4選 part2

          女子一人旅におすすめなヨーロッパ都市4選 part1

          ドイツに移住して最も楽しみにしていたことの一つが、ヨーロッパ中を旅すること。ドイツの企業は年間最低でも25日の有給休暇が付与されるのだが、私は、その休みの殆どを旅行に費やしている。 LCCも充実しているほか、ハンブルクは空港までのアクセスも容易なため、むしろ旅しない方がもったいなく感じる環境なのである。 今回は、私がこれまで旅した中で、ここは女子一人旅におすすめ出来る!と感じた都市を紹介する。 女子ひとり旅に適してると感じた理由 女一人で行動しても問題ないくらい治安が良

          女子一人旅におすすめなヨーロッパ都市4選 part1

          海外転職活動前にしておいて良かったこと

          私はもともとリスクを取ることや、不安定な選択を好まない性格の持ち主だった。大学生の時は「安定」を軸に就活を行い、事前に財務状況をユーレットというサイトで念入りに確認し絶対に倒産しないであろう会社ばかり受けていた。実際に入社したのは、日経225に数えられる大手の精密部品メーカーだった。産業の米と言われる部品を作っている会社だったら、会社の経営が危うくなることは無いだろうという判断の元からだった。こんなリスク回避癖がある私が、なぜ「海外転職」というリスクしかない道に挑戦出来たのか

          海外転職活動前にしておいて良かったこと

          なぜ日本人はワーホリをバカにするのか?

          日本ではなぜかワーホリ経験があまり評価されない。というかバカにされている風潮さえあり、ワーホリは「バカホリ」と揶揄されることも。なぜ、1年以下の比較的短期的な海外経験はバカにされるのか。自分なりに原因を考えてみた。 自慢してると思われてる。 正規雇用されていない状態で海外に1年住んだ経験は、以下のことを物語っている。 お金にはそこまで困ってない。 親がそれを許した。 ある程度の語学力がある。 ある程度のタフさがある。 時間的な余裕がある。 私自身海外経験があ

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          ヨーロッパ旅行は春夏が俄然おすすめな理由

          ヨーロッパでは7月から8月にかけてバケーションシーズンと認識されており、この季節に1ヶ月近く休暇を取る人も少なくない。なぜ彼らは夏に長期間バケーションを取るのだろうか? 日本育ちの私にとって夏が旅行に最適なシーズンという認識はなかった。せいぜい盆休みに田舎の祖父母の家に一週間近く滞在することくらいで、わざわざへばりつくような蒸し暑い夏に旅行に行こうとは思わない。クーラーの効いた部屋から極力出たくない。 なぜ彼らは必ず夏にバケーションに行くのか。そしてなぜ貴方が夏にヨーロッパ

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          日本から脱出して良かったこと

          ドイツに移住して良かったなと日々感じることをまとめました。日本サゲではないので悪しからず。 長距離通勤、満員電車から解放 ハンブルクの地下鉄は、朝でも日本の通勤ラッシュのような光景は見られない。人身事故や痴漢もないので、電車が大幅に遅れて職場に遅刻することもない。たまにストライキはあるけど、事前に告知してくるので在宅勤務を選択すればいいだけの話しであって、ホームで無駄に30分以上待つなんてことは無いのである。 また、私は運良くハンブルクの中心部に家を見つけることが出来たの

          日本から脱出して良かったこと

          人生が変わる海外一人旅のすゝめ

          私は一人旅が好きだ。 というか旅に付き合ってくれる友人や恋人が居ないので旅行したいなら一人で行くしかないのである。もちろん友達と行く旅行も楽しいけど、私は好奇心が旺盛なので一人の旅行も余裕で楽しめる。 以下にひとり旅のメリットを記す。 自分が行きたいところに思う存分いられる 自分一人で行くところを決められるので、行きたくないところは行かなくていい。私は美術館やお城などはあまり興味がなく、どちらかというと食にお金をかけたいタイプなので、真逆の友人と旅をすると素直に楽しむこと

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          海外就職の具体的な手段4選

          海外就職の手段を考えてみたところ、下記の4つが浮かんできた。 ワーキングホリデー 在外公館派遣員制度 日本企業の現地採用 現地企業に採用 上記4つの手段のメリット・デメリットを以下に記す。 ワーキングホリデー 最も手軽な手段だ。メリットとしては、期限が一年と決められているので、例え就職が決まらなくても、最低一年間は海外で暮らすことが出来る。デメリットとしては、賃金が低いことと、一年後、日本に戻った時にワーホリ経験がマイナスに働いてしまう可能性があるということ。と

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          日本人の私がドイツ生活で慣れないこと

          ドイツに移住して一年弱経過してもなお、ドイツのこれだけは慣れないということを書きました。 慣れるのにどのくらい時間かかるのかなあ…。 夜が早い冬 東京は季節問わず夜の10時頃まで人が街にいるのは当たり前。 なんなら終電はいつも混んでる。 ネオンが光輝いて、疲れたサラリーマンの顔を明るく照らしてくれる。 朝まで開いている居酒屋は、残業で疲れた彼らにビールを提供してくれる。 打って変わってドイツの冬の夜は早い。 ドイツの冬は、早くて15時には暗くなり始めるので、街から人が消

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