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胎内記憶

上沼恵美子さんがこんな事を言っていました。

「育休は男が休むための物ではなく、奥さんを休ませるための物だから、もっと重く考えて欲しい。出産は命がけ。新生児は数時間毎に起きる」

ホントそれ。
命を生み出す妊娠は、身体の中で大きな変化が起きていて、それまでと全く違う変化に戸惑う時もある。

妊娠中のつわりは、かつて経験したことが無い辛さにメンタルもダメージを受けるし、胸は張って痛いし、お腹が大きくなると腰が痛いし、夏は体が暑い。
身体の動作もスローになるし、全部今までと違うわけです。

妊娠、出産が大変なのは全人類知っているけれど
実際どう大変なのかと言うと、私の経験では、出産の痛みへの不安と
ホルモンの急激な変化の影響から、自分の気持ちのコントロールが難しくなる点、それからマイナートラブルです。

良いのか悪いのか
私は妊婦ハイでとっても幸せでした。
しかし
出産後は笑いが止められない時期がありました。
ちょっとした事で何故かツボにはまり
おかしくてしょうがなくなる。
本当にコントロール出来なかった。

産後3ヶ月程で落ち着きましたけど
あとにも先にもこの時だけです。

産後うつならぬ産後ハイ。
真逆に作用するほど力を持ったホルモン。
紙一重の隣り合わせ
どちらに転ぶか分かりません。

妊婦さんは無意識にお腹を守る仕草が増えますね。私は妊娠中、お腹を抱えて歩いてました。重いということもありましたが、子宮頸管が短かかったので、出ちゃいそうで何となく自然にそうしてました。

【マイナートラブル】
お腹を抱えあまり無理しないように気をつけていましたが、妊娠8ヶ月の時に切迫早産で入院しました。
この時は、普通に歩き回り元気な妊娠さんが羨ましかった。
切迫早産で入院すると、トイレ以外をベッドで過ごさなくてはいけません。
普通の感覚で動いていると、すぐ看護師さんに注意されます。
入院中はウテメリンという、子宮の収縮を抑える張り止めの点滴を打ちましたが、副作用は体が暑くなること。
私は重度の切迫早産で個室に移されたので、エアコンの設定温度は19℃にしていました。
外気温40℃の中、毎日お見舞いに来てくれた家族は大変だったと思います。
この頃、巨峰しか食べられなかったので毎日巨峰を届けに来てくれた家族には感謝です。
息子は巨峰で育ったと言えるかもしれません。

赤ちゃんはお腹の中で過ごす1日で、お腹の外の世界の7日分の成長をするそうなので、1日でも長くお腹に居てもらう事が最重要事項になります。

【胎内記憶】
息子は、この時の胎内記憶を3歳前に話してくれました。
一緒にお風呂に入っている時に突然
「僕は早くお外に出たかったけど、ママがねんねしてたから出るのやめたの」と。
凄く驚いたのと、感動してむぎゅ〜と抱きしめ
「そうだったの?おりこうさんだね」と言った覚えがあります。
胎内記憶は、寝る前や入浴中などリラックスしている時に話してくれる傾向があるそうです。
気をつけるポイントは、あまり聞き出そうとしないこと。子供は親が期待している事を察知すると、期待に応えようと物語を作って話してしまう事があるそうです。
なのであくまでも自然に。
うちの場合は息子の方から突然話してくれたので、ラッキーだったのかもしれません。

余談ですが、
独身時代に加入した生命保険に、女性特有の入院特約を付けていたので、お金の心配もありませんでした。備えあれば憂いなし。

【授乳】
母乳は血液から作られます。貧血にならないよう鉄分の補給は大切です。
また、授乳中は今まで飲んでいた薬が飲めなくなるので、頭痛や風邪など引いた時に飲める漢方やくすりをあらかじめ知っておくのも大切です。

授乳終了後は、これまでの蓄積疲労が露呈する時期でもあります。
赤ちゃんを抱っこすると、どうしても姿勢が悪くなりやすいので肩コリからの片頭痛に悩まされました。
頭痛外来に行って点滴してもらったほど。
この時も先生に「とにかく子供から目が離せないので何とかこの痛みを抑えてほしい」と話していましたね。
母親になると自分の体調不良が1番こまる。
子供を持ってから自分の行動理由の1番最初にあるのが子供になりましたね。



【知らなかったあれこれを知る機会】
男性の育児休憩が推奨されている訳と、女性の体の中で起きている変化が、どのように奥さんに影響を出しているのかを知って、どうサポートするのかを考えてあげてほしいなと思います。

ここで奥さんとちゃんと向き合うと
その後の子育てもスムーズに相談、共有出来る流れを作れるし、ここから20数年ほどお預けになる、ふたりだけの時間を慈しむ事と
大きく変わる生活の変化に対応しやすくなると思います。
男性は益々お仕事頑張ろうってやる気に満ちる時ですしね。



【出産の痛みは千差万別】
お子さんが4人いるママ友いわく、それぞれ痛みもマイナートラブルの有無も全く違うそうです。
私は出産上手と褒められたけど、一人っ子なので何が上手だったのか全く分かりません。

出産前に、新生児を見てこの大きさならイケそうとシュミレーションしたのが良かったのかな??

よく分かりませんが
破水した時、お腹からバン!と大きな音がして、その後すぐ未経験の物凄い痛みに襲われました。
この痛みが無ければ、大きな赤ちゃん産めないと陣痛中に思い、まさに全集中していたと記憶しています。

この時、夫に何されても何言われても、なんか邪魔としか思えなかったです。
かと言って放置されたらそれはそれで嫌なので
陣痛中は黙って丁度良い所を探ってほしい。という気持ちになるけれど無理なので事前に色々準備しとくと良いかな。
絶対必要なのは長めの曲がるストロー。
腰のマッサージもポイントがあるので事前学習を。

出産が始まったら手を握ってあげる。
骨折れそうなほど握られますけど、折れませんので
できるだけ頑張ろう。
振りほどかれてもあまり気にしないように。


知る=無駄にこじらせない=HAPPY♡

おしまい♪

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♡羽李さん(*˘︶˘*).。.:*♡
とってもとっても嬉しいです!
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大谷さんがピックアップしてくださいました😊
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