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商品の試作に苦労している話とか色々。

皆さん、もう今年2022年が終わるって知ってましたか?
私は見ないふりをしていますぜ!スケジュールは年末進行ですけど!


それはそれとして。
今回からはやっと商品コンセプトの大体を書き終わったので今何をしているのか、を書いていけます。
今回は商品の試作に関してです。

こういうのを書きたいがために最近商品のコンセプトまとめてたんですよね!
じゃないと何がなにやら、ってなるかなと。

おさらい。
私が作ろうとしているのは「竹」と「水性ウレタン」を使った塗りのお皿です。(漆器に非ず、塗器です!)
コンセプトは「Japandi」(わかりやすく言えばサステナブル×日本×北欧)です。
詳しくはこちらをご参照ください。


商品の試作

現在すんごい時間がかかってます。
色々予定外のことが起こりすぎて心折れかけましたよ。
ちなみにまだ出来てません!クソっ!
とはいえ、どん底期を抜けたのでもうすぐ出来るんじゃないかな、今月中、それか来月にも出来たらいいな。って感じです。
順番に見ていきましょう。

①塗り


水性ウレタン塗料は初めてなので癖から研究中です。
厚く塗ったり薄く塗ったり、色の変化を確認したり、といった形で何パターンも何パターンも何パターンもやってます。
やはりというかなんというか、乾燥して放置するにつれ、若干黄変していくんですよね。(紫外線の影響かな?)
そこを計算して色を決めていかないと、って感じです。
乾燥にも時間を取られるためここでどうしても日数かかっちゃいます。

とはいえ大体の色合いと塗り方は決まっているので、そこの理想にいかに近づけるかを目下検討・実験中です。

あとはカラーバリエーションを何種にするか、とかも考えなくては。。。
あんまり手広くやっても管理しきれませんし、在庫がその分増えてしまいます。

それとは別に落とし穴にかかった話はまた今度。嫌な予感はしてたんですよ。

②加工

こちらが物凄く時間がかかってしまったことの最大の要因になります。
竹と機械の相性を見ながらやってるんですよね。
どうしてもうまくいかないところがあったらそこだけは手作業になってしまうのかな、という感じだったんですよ。
割と手間を食う場所にいい思いつきがいくつかあってそれがうまくいけばいいな、とか思ってて。
で、その辺の思い付きは上手くいったりしたんです。

まさかそれ以外のところに落とし穴があるとは・・・って感じでしたね。

いやまあ想定が甘かったといえばそれまでなんですが。。。

ずるずる遅れてますが、もうじきやっと形が出来そうです。
とはいえ、協力してくださる企業の方のスケジュール次第みたいなこともあり、安定的に進捗ができず。。。ぐぬぬ。
まあでもこればっかりはしゃーない。

この辺の苦労話は今後おいおい写真付きで解説していきたいと思います。


③それ以外の部分

先だってロゴを決めています。
それ自体は大いに悩みましたが、まあ投下時間的には多くないです。

(前回のその後についてはプロフィール画面のヘッダをご覧ください)

問題はパッケージデザインなんですよね。

そもそもオリジナルを作るにはロット(一回当たりの発注数)が大きくなりがちなんですよ。
基本は紙で作るのですが、その際どうしても金型(数万)を作らねばなりません。
機械で打ち抜く際に必要になるとか。こればっかりはどうしようもないんです。
で、パッケージ自体は数十円~なのでペイしようと考えると数百枚どころか千枚単位の発注が必要になってきます。(発注枚数が増えると一枚単価が下がる、がもちろんトータル金額は上がる)
ここが駆け出しの小規模事業者にはつらいところなんですよ。

なので軌道に乗るまでは既製品が安全です。
とはいえ、私のようなお皿入れるサイズの物ってなかなか探すの大変だったりしました。
が、ようやく見つけましたよ!
当然ここでも発注数を多くすれば単価も下がりますし、送料など考えても必要分だけより少し多いほうがいいような。(数十枚→数百枚で一枚単価が半分になります)
とはいえスペース取りますし、不良在庫だけは持ちたくありません。
おかげで悩む悩む。。。

とはいえ、ロゴが決まったおかげでデザイン自体には悩む必要がなくなりました。
ええ、ご想像のとおり、既製品の箱に、ロゴを入れたシールを貼る形ですよ。
安易とはいえそこは仕方ないんですよ!

皆様も街でそういう仕様の箱を見かけたら、ああコストね、と温かい目で見守ってあげてください。

まとめ(というか言い訳)

世界No.1中小企業の経営アドバイザーと言われるガーバー的には中小企業の経営者は「職人1/3、経営者1/3、起業家1/3」が理想のバランスだそうです。(うろ覚え)
まあ細かいことは置いといて、ここで言いたいのは要はやることが分野的にも多いから時間がいくらあっても足りないよね、ってことです。
単純に投下出来る時間が1/3になれば、進捗も単純に1/3になってしまいます。
私が起業してから約半年経ちましたが、実際に商品開発に投下出来たのは1/3の約2か月といったところでしょうか。
残りは実際に起業した際に付随する経理や営業回りに1/3、前の職場からの請負分が1/3といったところです。
そこに落とし穴が2か所もあればずるずる行きますよね!
私は何の準備もなしに飛び込んだため、起業後のコストがかかる段階で時間配分に足をすくわれています。ひー。
この点は起業をお考えのあなたは抑えておいたほうがいいです。
やはり事前の準備をしっかりしておくとランニングコストやモチベーションの面で有利になります。
例えば商品の試作のための準備や借り入れのための事業計画、パッケージデザイン、クリエイティブ関係などは起業前の段階である程度の所まで進めておくといいかもしれませんよ。
それも具体的な形で!だいじ!

そういうわけなんで、半年経って商品が完成してないのは決してサボってたわけではないんですよ!

というお話でした。


今後の展望

商品開発に関して特にこの11,12月で大きい進捗がありました。
なので、本当は今年中にケリをつけてしまいたいんですが、あと10日間しかありません。

これは間に合うか微妙なところです。

とはいえ、やれるだけやって、来年を気分よく迎えたいですね!

そしてそのまま売れるぐらいの形までパッケージ含めて仕上げてしまわないと!

というわけで今回は以上です。

今月中に来年の目標書いたNoteでも書きますかね。

ではまた次回。


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