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蒲郡に大仏をつくる #1

はじめに

みなさんは、今、
とても歴史的な記事を目にしています。
おめでとうございます!

こんにちは、こんばんは。
愛知県蒲郡市を拠点に活動する潮風編集部の児玉真伍です。

僕は、ずっとアーティストになりたいなーと
思っていたのですが
何を自分の表現にしたら良いか分からず
いろんなことを中途半端にやってきました。

色々と学んでいくなかで、
十数年前から
どうやらアートは絵や彫刻だけではないのだ!
という革新的な発見をして密かに温めていた
企画があったので、
満を持して(?)始めていきたいと思います。

それがこの、
「蒲郡に大仏をつくる」プロジェクトです。

「大仏」って…?

そもそも、大仏って、あの大仏?と思いでしょう。
東大寺や鎌倉で有名なアレ。

結論から言いますと、
別にあの大仏という訳でもないです。
でも結果的にあの大仏ということはありえます。

かつて、聖武天皇は
仏教で国を治めるために大仏を作らせました。
もちろんそれは、国の威信を見せたり、
信仰を強めることで一致団結させるということも
あったりしたのでしょうが
たくさんの人、たくさんの時間を大仏の建立という
一つの目的の元に費やさせることで大仏への思い入れや
ありがたみが増していったことでしょう。

それは、ネットも印刷技術もない時代。
あんなに大きなものを目前にした人間には
「荘厳」の二文字を頭に思い浮かべるしかないのでしょう。

現代においても、
大仏は偉大で、荘厳であることには変わりありませんが…。
時代を超える造形や意義があるからこそ
今でもたくさんの人が大仏を観に、各地へ旅へいくのでしょう。

あの大仏は、「その時代だから」つくることが出来たのかもしれません。
じゃあ現代で言う「大仏的なもの」って何があり得るのだろうか。
そういうことを表現していきたいと思い、
この「大仏をつくる」プロジェクトを立ち上げようとしているわけで
ございます。

なぜ、蒲郡で…?

故郷だから。
といってしまえば早い話かもしれません。
それだけではなくて、
このまちにはきっともっと良くなるポテンシャルがあると
信じていることが大きいです。

三方向が山に囲まれ、一方向が海。
まるで鎌倉。
つまり幕府開ける系の土地です。

いうて知ってるよ、
蒲郡にも大仏的なものあるでしょ…
と、お気づきなあなたはツウな蒲郡ファンですね。

蒲郡には「弘法大師像」なる
立像が、三谷の山の上に建っています。
かなり立派。

三谷の弘法大師像

錫杖の高さが、竹島の高さと一緒なんだよねー
という小ネタは置いておいて
名古屋の繊維系の会社社長が
蒲郡発展のために寄進しているから
すごいこと。
割りと現代的な大仏といっても
過言ではないかもしれません。

しかしながら、私が目指したいのは
この不景気で、人間関係の希薄化が叫ばれる
この現代において「大仏(的なもの)」は作れるのか!?
といった試みです。

なので、
私の答えはコレです!!
という段階までいくには非常に時間のかかるものだと
いうことをお伝えしておきます。

だからこそ、はじめに言った
「歴史的な」というのは、
この記事の顛末を見続けたアナタが
壮大な?歴史の証人となるということなのです☆

…と、見栄を張っておりますが
予算も計画も特に決まっていないので
ゆっくり考えを整理しながら
蒲郡に大仏をつくろうと思っています。

乞うご期待!!!!

『潮風』エディター兼Mikawa Art Center[MAC]代表
児玉真伍

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