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「自分のために生きる勇気」を読んで、自分の転機を振り返る

こんばんは、会社員をしながら、フラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。

最近読んでいる、白木夏子さん著の「自分のために生きる勇気」

P35~36
何ができるのか、何がしたいか、何に人生を賭けたいか、どう生きたいか。
「このままでいいのだろうか」そう思うとき、脱皮のタイミングのはず。

読み進めていくと、4年前の自分が感じたことを、著者の白木さんも感じた時期があったそうだ。上記に激しく共感すると同時に、ああ、あの時が自分の転機だったかもな。と振り返ってみたので、このnoteにも記しておこうと思う。

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自分はこのままでいいのだろうか。
私の強みは○○です、とか、私の趣味は○○です、とか、言えない。

大学を卒業して、新卒で入社したのは、大手小売業界。アルバイト経験を活かし、自分で販売方法を仕掛けながら、売上を上げたい、接客をしたい、とキラキラしながら入社した。入社半年はもの凄く充実していた。
けれど、1店舗の経営を任される立場になったとたん、上司からのパワハラや、人員不足で残業も続き、身体的に精神的にも病んだ。

とりあえず、この労働環境から脱さなければ…自分はおかしくなる
(というか、うつ病の一歩手前だ)という危機感をかかえ、転職活動をして、超ホワイト企業に就職。転職活動は、仕事内容は片隅に置いておいて、とりあえず労働環境を変えたい一心で取り組んでいた。

天と地、ともいえる労働環境の違いに、初めは腰を抜かしそうになってしまったが、プライベートのOFF時間がしっかりとれて、次第に心身ともに健康的になった、とある日。

突然、思ったんです。
自分には強みがない。スキルもない。空っぽだ。
何者にもなれていない。このまま超ホワイト企業で、ゆるゆると働いていて、いいのだろうか。

何ももっていない自分に失望していた時、たまたま眺めていたインスタ。
自分の持っているカメラの機種を、ハッシュタグ検索したら、ものすごく美しい写真の数々を見かけた。
自分のもっているカメラでも、こんなに美しい写真が撮れるのか!?
確かに、使いこなせていないボタンや機能も多い気がするし、奥が深そう。
このカメラを使いこなしたい!!!!!!極めたい!!!!!

思い立ったら、すぐ行動。
その機種の、無料のカメラ講座に申し込んだ。初回に参加してから、半年間。ほぼ毎週末、そのカメラ講座に通い詰めて、カメラの機能を使いこなせるようになり、自由自在に加工できる楽しさを知った。

ここから、友人の結婚パーティーのカメラマンという大役を引き受けたり、写真を撮って、人の役に立つことの嬉しさを感じたり。
特に、お花の被写体を撮っているときは夢中になったり。
今の自分に繋がってきます。

思い返せば、あの時。
何もない空っぽの自分に、気付いて衝撃を受けた時が、転機だったのかもしれない。

「自分のためにいきる勇気」を読んで、久々に思い出した過去の出来事でした。普段あんまり、過去を振り返らない私には珍しいことなんです笑

みなさんにとっての転機って、なんだろうか。






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