記事一覧
まだ
貴方を思い出す時
桜色の風が
私の髪を揺らす
風に色なんて無いのに
何故かそう思うのは
貴方とサヨナラした時が
桜が舞い散る季節だったから
何度も何度も
桜色の風が
私の髪を揺らす
私はまだ
貴方に恋をしている
#みゆきの言葉メイク
ストップ
ヒールで走る
アスファルトの上を
いつもの事
ふと
朱色の生垣が
赤信号の様に
ストップと言った
普段は人と車で
混雑した道
ガランとしてて
祝日なんだと気付く
足を止めて深呼吸
驚かせ様と
皆に買ったアイスクリーム
少し溶けちゃうけど
ごめんね
歩いて行くね
#みゆきの言葉メイク #キリトリセカイ #写真で伝えたい私の世界
「真っ白な時」
頭も心も真っ白だ
見上げた空も真っ白だ
どうしたい
何をしたい
どうせなら
真っ白な世界に
夢を描いてみよう
カラフルじゃなくても
小さな夢でも
何でもいい
心の絵筆は
自分だけのもの
欲を言えば
隣りで君が微笑んで
少しでも
彩りを添えてくれたらな
#みゆきの言葉メイク
「薄藍の午後」
初夏を思わせる陽射しが
淡い青のカーテンから
キラキラとこぼれ落ち
水面に光るプリズムみたい
お気に入りの本に
淹れたての紅茶と
花の香りに包まれて
夢見心地でフワフワと
甘い眠りに誘われる
薄藍の午後
#みゆきの言葉メイク
浅葱色sasa様のX
https://x.com/harvestwreath06?s=21&t=YDucQlLDN1-3-JsGms-VTw
いつかの街灯り
どれだけ
歩いただろう
暗くて 寒くて
もう、足が砂に取られ
動けない
諦めかけたその時
うっすらと街灯りか
それとも
そんな花だったのか
幻想か現実か
虚構でもいい
いつか見た
街灯りよ
いつか見た
あの夢を
どうか照らして
また歩を進めるから
#みゆきの言葉メイク
「ありふれた」
毎朝コーヒーを淹れる
アナタと私の二人分
「いつもありがとう」
アナタが言う
今日も美味しそうだ
「そろそろアイスコーヒーかな」
私が言うとアナタは笑う
そんなありふれた日常
そんなありふれた幸せ
#みゆきの言葉メイク
「出会い 微炭酸」
出会い 微炭酸
付き合っちゃって
燃え上がっちゃって
強炭酸
シュワシュワッと
弾ける日々
でもさ
炭酸て気が抜けちゃって
水になっちゃって
刺激の無い関係さ
でもさ
知ってる?
人も この星も
ほぼ水ってさ
微炭酸の出会いはさ
なくてはならない
水の関係になっちゃって
二人はもう 必要不可欠さ
#みゆきの言葉メイク
君が咲いていた
暗い暗い闇の中にいた
独り膝を抱えて
心臓の音だけがうるさくて
生きてる事を知る
だけど
一度死んだつもりで
生きてみよう
そう思って
カーテンを開けたら
君はずっとそこにいて
朝日と共に咲いていた
ありがとう
少し眩しかったけど
心に光が差したんだ
#みゆきの言葉メイク
色付け
心身共に傷付いた
身体の傷は治っても
心の傷はいつ治るの
ずっと虚構を見つめてた
誰の言葉も頭に入らない
でも
このままでは悔しい
ダメになってしまったら
負けを認める事になる
モノクロの世界に
色をつける時が来た
私は
負けたくない
#みゆきの言葉メイク