大学院をやめたい話

やっぱり精神的に厳しいのでやめちゃおうかと悩んでいる。

言霊を信じているので口にしてしまったら本当にやめちゃうんだろうなと思って言えないでいるけれど、吐き出したい。

やめたいと思っている理由はいくつかある。

研究自体が楽しくない

全然興味わかないんですよ。テーマに。

やってれば興味わくかな、と思っても全然わかないし、

実験して出た結果にぜんぜんわくわくしない。

だからなんだ、と言われてしまったら何も言い返せないし、自分でも
だからなんだ。と思ってしまう。

理学系の完全基礎研究の研究をしているので、少なくとも自分が生きているうちになにかの役に立つようなことはないんだろうなと思って、

こんなこと調べてる場合じゃないな。人生。

とふと思ってしまう。

楽しくなければモチベーションも保てないし、とにかく
辞めたい。
と思ってしまう。

それ故、

研究をあと2年弱続けられる自信がない

修士取ろうと思ったらあと2年弱。

卒研の1年ですらかなりメンタルがやられてしまっていて、
すでにやめたいと思い始めているのに

あと2年やっていけるのだろうか。

という不安がすごい。

仮に今やめなかったとしてもずっとやめたいと思いながら
研究することになるんじゃないかと思うと…

決断は早いほうがいいのかもしれない、

と思うわけだ。

将来専門を活かす仕事に就く気がない

研究に向いていないなと思って研究職の選択肢を外したもきっかけの一つだが、将来は大学の専門とは関係なく、自分の趣味に近い業界ではたらきたいと考えている。

だから、専門を生かさないなら早く現場に出てキャリアを積んだほうがいいのではないかと思ったりしている。

実際企業の方との面談の機会でそう言われたのが心に残っている。


辞めたい辞めたいと言ってやめれない理由

逃げグセ。という言葉でいいのかわからないけれど、
これでやめてしまって例えば就職したとしてもまた同じような理由で

やめたくなるんじゃないか。と思うと怖い。

今が実は踏ん張りどきなんじゃないか。わからない。

逃げるんじゃない、方向転換だ。
と思っても、「逃げ」と「方向転換」の違いがよくわからない。

ただ、研究をこのまま続けるより、就職したら仕事面以外の趣味でもやりたいことが広がるような気がする。それは金銭面でも物理的にも。

「変えないことが「逃げ」であることもある」

という言葉をどっかで見た。(出典を忘れてしまったのが残念)
なるほど。自分の選択が「逃げ」なのか「方向転換」なのかよく考えたい。

やりたくないから辞める。だけだと「逃げる」だよなぁ。

やりたいことが他にあるから。それがやれる環境に行く、なら「方向転換」なんだろうか。

環境を変えるのはいつだって怖い。

しかもそれが「敷かれたレールから外れるとき」はとくに。


なんだかまとまりはなくなってしまったが、
少しだけスッキリした。

なんとなくだけど、やめちゃうんだろうな…と思う今日このごろである


田代 しろ


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