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green living - 白梟は樹洞のなかで眠る

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ドイツ・ベルリン在住の荻原ゆかと小松﨑拓郎が更新するライフカルチャー誌「白梟は樹洞のなかで眠る」。インドア&自然派で家が好きな夫婦が、家で過ごす時間がより楽しくなるグリーンな暮ら… もっと読む
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#食

コンセプトに負けていない、お取り寄せイノシシのジビエカレーに感動した話

カレーって自宅でもつくれるけど、 たまに無性にプロがつくったスパイシーな本格的なカレーが食べたくなる時がある。 2021年12月のおわりごろ、日本での拠点を探すべく日本全国を軽バンに乗り訪れていた。 一番最終地点として、島根県大田市大森町へ行った。 もうこの時点でカレー食べたくて、島根到着してすぐにスーパーで無意識にカレー粉を買っていた。人の潜在意識ってすごい。 そんな中、たまたま大好きな会社群言堂に関わっている方と話す機会があり、 前々から気になっていた「食のお届け便」

婚約祝いのお返しに。

以前、婚約祝いをたくさんの方々にいただいた。夫婦にとって大事な時を祝ってくれた人たちのことは覚えているものだ。僕たちは食卓に並ぶものをよくいただいた。陶器の湯呑み、漆茶碗、箸置き‥…どれも渋いが長く使えそうなものばかり。 日本に帰国した今、お礼ができるタイミングがやってきた。1月からは一段と冷え込み、全国的には降雪している地域もある。そこで、心からおいしい!と思えた身体の温まる猪肉のスパイスカレーを贈ることにした。ジビエってこんなにもおいしかったのか…!と、驚いた日が懐かし

滞独日記「最高の朝食は、ミューズリー+りんご×にんじんジュース」

ついに我が家に念願のハンドブレンダーがやってきた。 これはドイツあるあるだが、ネットで注文していた荷物がなかなか届かないから無事届いてくれるだけで嬉しいのだ。 (結果的には指定した集荷所ではなく隣人が荷物を預かってくれていたが、なぜか「集荷所に届いた」というメールが来たので、2度も「ここに僕の荷物が届いていると思うんですが…と訪ねに行った…笑) 自分の周りだけかもしれないが、ベルリンで暮らす人たちは食への関心が高いように思う。 先日は最高のコンディションを保つための自

ドイツ製の一生モノの鉄フライパンTurk、めっちゃおいしく焼けた

「ドイツの長く使える絵になるフライパンが欲しい」「そのまま食卓に出せるフライパンが欲しい」と思って探していたんですが、ついにいいフライパンが見つかりました。 TurkとはTurkは代々技術を受け継ぐ職人たちが作る、製鉄一体型のクラシックなフライパンです。 鉄の塊(銑鉄)を真っ赤に熱し、何度も叩いて成型し鍛造で仕上げているそうです。 熱まわりがよく蓄熱性に優れており、食材の持ち味を十分に引き出しながらじっくりと安定した調理することができます。 おいしく焼ける。優れた蓄熱

ベルリン発の食の定期宅配・GOODBANKに真のサステナビリティを感じた

最近、GOODBANKという野菜の定期宅配をおねがいするようになりました。ベルリン初のスタートアップということもあり、ちょっと風変わりでおもしろいのです。 GOODBANKはベルリンとその外側を囲うブランデンブルグ州で採れたオーガニック野菜を配達してくれるサービスです。 GOODBANKの特徴は3つ。 1つに、ビーガン・ベジタリアン・オムニバー(肉・魚あり)と3つの種類から、食習慣に合うプランを選べること。 2つに、非接触式の配達であること。 コロナウイルスの感染リ

滞独日記「お腹の調子がいい。ミューズリー生活を始めてよかった3つのこと」

28年間生きてきて「僕は普通の人よりも身体が繊細だな」と思っていて、朝食を食べると、お腹の調子が悪くなっていました。。 ところがミューズリー生活をはじめたら、お腹の調子が劇的に改善されまして。今日はミューズリー生活をはじめてよかった3つのことのお話です。 ドイツに移住してからは、毎朝こんなふうな👆ミューズリーを食べるようになりました。 ミューズリー生活にしてよかったと思えるところは3つあります。 ①つは、手間も時間もかからないこと。食器棚からお皿を取り出したら、ミュー