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【夏休み応援】「きらりと光る作文」記事まとめ

はじめに

先日、中学校国語の先生の目から見た「きらりと光る作文」というシリーズを書いたが、そういえばまとめていなかった。

夏休みになり、宿題の作文に四苦八苦しているみんなにとって、少しでも参考になるように、まとめておくことにしよう。

きらりと光る作文とは

国語の先生をしていると、数多くの作文に接する機会がある。特に夏休み明けともなると40人学級×4クラスくらいの作文を読むことになる。

そうなると、丹念に一言一句読んでいては日が暮れるので、自然と、ある読み方が身についてくる。

それが、作文の「きらりと光る」部分をとらえながら読む読み方である。

では、その「きらりと光る」ポイントはどこなのか。それを書いた記事がこちら。

作文はこうやって書こう

さて、作文にはきらりと光るポイントがあることはわかったが、実際どうやって書けばいいんだ、という疑問が湧いてくる。

その疑問に対する答えがこちらの記事。

簡単にまとめると、

結論→結論につながるエピソード→書き出し→題名の順番で、作文の構成を組み立ててから書き始めよう

という記事たちである。

宿題とされることが多い「生活作文」と「読書感想文」について書いてみた。

ちなみに「人権作文」とか「〇〇に関する作文」のようなテーマの決まった作文はこの記事の前半部分「小論文の書き方」を参考にしてほしい。

読んでみると、結局同じことを繰り返し伝えているのがわかるだろう。どの種類の作文も

終わりから書き出し・題名に向かって考え、書き出す前に設計図を完成させよう

とオススメしている。

世の中にある「ものづくり」の基本は、イメージを設計図に起こし、それに従って具現化していくことである。みなさんも設計図を見ながら家でちょっとした家具を組み立てた経験があるのではないだろうか。

実は、作文も同じだよということだ。

おまけ「文章表現の練習」

設計図に沿って作文を書けば、誰でも「きらりと光る」作文が書けるようになる。

しかし、輝きをさらに増すためには、その作文にあった文章表現を磨いたほうがよいのは当然だ。

設計図どおりに同じ家を建てたとしても、内装やインテリアの工夫で、その家の印象がガラリと変わるのと同じだと思ってくれればよい。

生活作文、読書感想文で使える文章表現の練習として、提唱しているのがこの練習法だ。

『キャプ翼作文』ぜひお試しあれ。筋トレと同じく、文章表現も繰り返していくことで身についていく。身の回りのちょっとしたことを、大げさと感じるくらいの表現で文章にしてみよう。

終わりに

今回は、夏休みの応援として、これまでの記事を改めてまとめてみた。いよいよ8月に突入する。みなさんの夏休みが充実したものになることを願っている😏


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