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【気ままな読書日記】満月珈琲店、ふたたび。

疲れた人だけが訪れることのできる「満月珈琲店」にはメニューがない。
三毛猫の店長がふるまってくれるのは、お客さんの心を揺さぶる、とっておきのスイーツ、フード、ドリンクだ。

『満月珈琲店』のストーリーは春夏秋冬の4章構成。
切なさ、やるせなさ、迷い、悲しみーーー満月珈琲店は疲れている人たちの目の前にポッと現れる不思議なお店。
謎の猫店長とともに味わう素敵な食事と穏やかな癒しが胸に沁みます。


この『満月珈琲店』シリーズ。
実は私が入ったのはこちらのレシピ本から。

『夏の大三角形のアイスキャンディー風星空ゼリー』
『星空のバターサンド』
『満月のドームケーキ』
『空色ビール』etc

ファンタジーと不思議が満載、満月珈琲店の気になるメニューをリアルに再現! しかもレシピつき!

「うーわ〜〜、凄いっっ(感動)」

コンビニで買って帰ってわくわくとページをめくれば、一瞬のうちに脳内はファンタジー、一色に。
いいなあ。こういう世界観も大好きだ。

ーーーが、しかし。正直に言えば。

コンビニで私を吊り上げたのは、物語自体ではなくレシピと写真だった。
おそらくココを入り口としていなければ、私はこの素敵な物語を手に取ってはいなかっただろう。なぜならば私は軽度の『小説読めない病』だからである笑

いや、実際にはちゃんと読めるし、創作されたものも大好きなのだ。
自分で書くのも楽しいし。
んだけど、「なにか本を読もう!」ってなった時、私はついつい小説を後まわしにしてしまいがち。
で、結局読まない。結果、読めてない。

こんな文芸音痴の私がなぜシロクマ文芸部さんのような素敵空間に出入りしているのかーーー自分でもよくわからなかったりする。


12/200

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