【気ままな読書日記】Audible 銃・病原菌・鉄
慣れない耳読書ゆえに、スカスカな読後感。いつか死ぬほど時間のある時に紙本を読み直したいなと思う。
感想を少しだけ。
銃・病原菌・鉄は、過去の人間たちの争いにおいて、どちらか一方のチームに勝利をもたらした直接の要因。
持つ側が勝ち、持たない側はだいたい負けた。
んじゃ、何がその「持つ」と「持たない」を分けたのか。
我々は今目の前にある現実だけを根拠に、民族や人種の間に差をつけて優劣を考えがちだけど、実はそうじゃないんだよという話。
人類の進化の大きなうねりの中にあっては、個々の人間の色味なんてアッサリとかき消えてしまう。私のような庶民など、砂ツブ以下の存在だ。
けれども、砂ツブだろーが石ころだろーが、我々はそれぞれが特別でかけがえのない、一度きりの人生を生きているということも、また確か。
人類学の本を読むと、不思議な感覚にとらわれるなあ〜〜、というのが今回の感想(^^)
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