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【気ままな読書日記】不動産相続のプロが解決!危ない実家の相続

・共有名義不動産はトラブりやすい。
・遺言作っとくべき。

沢山はムリだから、このふたつだけ覚えとこう。


3年前、母に大病がみつかった。
発覚した時点ですでにステージ4。皆が母の死を覚悟しました。
父は婿で、実家の不動産は全て母のモノ。母が亡くなれば、誰かがあの・・不動産を相続せねばなりません。
よって母はーーー

知ってか知らずか、上記のポイント2点を決して外さず、

不動産の名義を私一人に絞って相続させること(事前に承諾済)。
その迷惑料として私に遺産¥〇〇を上乗せすること。

と、きっちり遺言を残してこの世を去った。
うむ、凄い。しっかりした人だった。

私の相続した不動産はタダでも売れそーにない荒れたお山と田んぼと畑。あと築150年越えのだだっぴろい古民家だ。どれもこれも負動産以外の何モノでもない。母の言う迷惑料とは「貧乏くじひかせてゴメンね」のきもちなのである。

仕方がないよ、おかーさん。
あの土地、私がなんとかする。

二束三文の田畑とお山。田舎の土地に価値なし!と呑気に構えていたら、税理士さんの弾き出してきた評価額に泡吹きそーになった。
んなバカなっっ。こんなに価値があるワケない。評価額がウソじゃないなら、このまんまのお値段で買い取ってほしい!!

ところで昨年春から相続土地国庫帰属制度ってのがはじまっております。
(お金をかけてでも土地を手放したい!という人向きの制度です)

「おおっ、いいね! コレやってみる!?」

私の提案に無言で頷く親族一同。
田舎の大問題、夏場の草刈りから解放されたい一心で現在申請書類作成中。
田んぼを2つ、国におひきとりいただきたい。ぜひよろしく。


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