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【気ままな読書日記】Audible 古代ギリシャのリアル

本当は極彩色だったパルテノン神殿。

ええっ、そうなの!?
しらなかったーー。

古代ギリシャには不思議がいっぱい。

独特の色彩感覚。(ブロンズ色の空。ワイン色の海。みずみずしい緑色のお肌??)
謎のルールに満ちたギリシャ流少年愛。
優しさと気遣いに溢れたぬるい戦争。(危ない飛び道具禁止とか笑)

古代ギリシャの感性って不思議な上にとっても面白い。


最後に、古代ギリシャ人が考える世界の破滅とは。

父は子と、子は父と心が通わず、客は主人と、友は友と折り合わず、兄弟同士も昔のように親密な仲にはならない。親が歳を取れば子はこれを冷遇し罵詈雑言を放って驕るようになる。年老いた両親に、育ててくれた恩義に報いることもしない。
そして「強い者こそが正しい」と考える輩によって互いの国を侵し合う日がくるだろう。力が正義となり、恥という美徳は失われる。そうなれば人間には悲惨な苦悩のみが残り、災難を防ぐ術もなくなるだろう。

ヘシオドス

おや? 
これってなんだかーーー


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