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【気ままな読書日記】Audible 超軽っ!幕末史

この中に下関戦争が出てくるんだけど、長州藩ってこの戦争の前までは尊王攘夷を推す側だったんですかっ、と今更驚く。

下関戦争
幕末の文久3年(1863年)と元治元年(1864年)に、長州藩とイギリス・フランス・オランダ・アメリカの列強四国との間に起きた、前後二回にわたる攘夷思想に基づく武力衝突事件。
敗れた長州藩は幕政下での攘夷が不可能であることを知り、以後はイギリスに接近して軍備の増強に努め、倒幕運動を推し進めることになる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

外国勢にコテンパンにやられて色々悟った長州藩のことを浮世先生はこんなふうに描写している。

それまでは攘夷という思想の熱病にうなされて多くの夢を見ていた長州も現実的な認識に目覚めたということです。

本文より

思想・妄想・理想等々の目に見えないモノたち(概念)には、現実にフィルターをかける力があると思う。
いいほうへも悪いほうへも自由自在に改ざん可能で、それがゆきすぎるとピントが外れて現実が見えなくなる。

概念に寄りすぎたアタマにがつんと一発くらわせてハッと目を覚まさせてくれるのはいつだって厳しくて生々しい目の前の現実なのかな~って気がします。

ついでにこちらも聴いておく(^^)
西郷隆盛ってカリスマなんだなあ・・・・。


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