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デザインの面白さ

好きな広告はありますか?作品でも曲でも、絵でも詩でもいいと思います。
一度思い浮かべてみてください。

次にそれのどこに惹かれましたか?

最後にその魅力を私が納得できるように説明してみてください。

そう聞かれたときにどう考えるだろうか?
ちなみにこれは大半の仕事はこういう感じで、
特に提案系のクリエイティブや、営業も同じだと思う。

さっきまでは自身の好きなものを説明すればよかったが、
これが自社が取り扱う製品や好きでもないサービスだったらどうだろう?

多分そう簡単に説明できるものではないと思う。


2パターンの仕事の依頼

デザイナーとして仕事をしていると依頼には2パターンあり、
1つは何がしたいか明確な依頼
もう1つは目標はあるけど、どうしたらいいかわからない依頼。

細かなデザインの指定よりも、記載情報の細かさの方が重要

普通なら前者の方が簡単だと思うかもしれないけど、
私にとっては後者の方がワクワクすると思っている。

前者は作る工程はスムーズなのだろうけど、依頼者と、制作者のゴールの解釈が異なるたびに、
都度否定されたような感覚や、すれ違いによる、じれったさを強く感じてしまう。

後者はやり方が決まっていないから、動き出しや、議論で時間を使いがちではあるが、
同じ目線で伴走することで、クライアントと一緒の達成感を味わうことができる。
このメリットは、自身も成長するが担当のお客様にも成長につながる点だと思う。

経験曲線効果で見たときに一方通行なコミュニケーションになりがちな前者よりも、後者の方が長期的な期待値が高い。
もし短期的な関係や短期間での早いサイクルを回そうとするなら前者になるかもしれない。。。

良きパートナーとして長く在ることで、相互利益につながる

※経験曲線効果とは 経験が増えるほど生産に掛かるコストの下がりを現した図の事


デザインの面白さは相手の実現したい思いを形作れる

美しいバランスや、高尚なコンセプトも、もちろんあって損はないが、
一番重要なのは相手に寄り添えるかどうかではないだろうか。
クライアントがこういう表現があったかぁ!
なんて反応が出てきたときは心の中でガッツポーズを掲げているぐらいだ。

もちろんプロとして、デザイナーの目線でベストな形を伝えるのは大事。
だけどそれが独りよがりになってはいけない。
相手は素人だからわかってねぇなぁなんていう人がいるけどもってのほかだと思う。
辞めた会社で冗談めかしてぼやく人が多くてクオリティの低い会社だなぁって思ったのはいい思い出

私たち専門的な技術を扱う専門家は相手に理解をしてもらえるよう説明責任があると思う。
なかなか難しいことだが、稚拙な拙い言葉であっても伝えようとする想いがあれば必ず伝わるものだと思う。
それが主観でも、客観でも。
だってクライアントも自社の取り組みを中途半端に取り組むことはないのだから。


それがクオリティの第一歩だと思う。
クオリティが高い作品、仕事はその過程を踏んで磨き上げたからこそのモノだと  これからも信じて楽しみたい

誰だっていいものを作りたい。それだけは不変だと思う。

良ければ《スキ》をお願いします!

同じ活動者や、友人、
将来デザインの仕事をしてみたいと思った方も大歓迎!
興味をもって一緒に制作の仕事してみたいと思ってもらえたら
いつでもお問い合わせください。
s.zakinori.design@gmail.com ← お仕事の依頼・相談はこちらから

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