知ろう小児医療メルマガ掲載記事

毎月15日に知ろう小児医療守ろう子ども達の会では、メルマガを配信しています。 医師等の医療従事者、そして当会代表やメンバーが、医療が身近になるように、そして確かな情報を届けることを大切に書いている記事です。

子どものスキンケア

カピバラ赤ちゃんこどもクリニック、アルパカ小児科耳鼻科クリニック 小児科医 藤原 摩耶

【子どもの発疹は早めの治療を】

『発疹』を主訴に受診されたお子さんの親御さんから「乳児湿疹ですか?アトピーですか?」とよく質問されます。そんな時、アトピーであると「一生治らないのでは?」というご家族の不安を肌で感じます。

アトピー性皮膚炎とは『掻痒感(そうようかん)のある発疹がよくなったり悪くなったりする

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抗生物質とコミュニケーションについて

国立研究開発法人
国立国際医療研究センター病院
AMR臨床リファレンスセンター
藤友 結実子

【分からないことを聞いていますか?】
「抗菌薬・抗生物質についてわからないことがあるとき、医師や薬剤師に質問していますか?」

私たちが以前行った【抗菌薬に関するアンケート調査】では、この問いに対し、
●「質問する」人は3割
●「聞かれれば質問する」人が3割
●「質問しない」と答えた人が4割

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薬剤耐性(AMR)について

国立研究開発法人
国立国際医療研究センター病院
AMR臨床リファレンスセンター
藤友 結実子

【薬剤耐性(AMR)とは?】

皆さま、「AMR」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?

「AMR」というのは、「AntiMicrobial Resistance=薬剤耐性」(と訳します)、つまり、細菌が変化して抗微生物薬が効かなくなる、もしくは効きにくくなることを言います。わかりやすく言

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子どものこころ

~小児医療基礎講座 3日目子どものこころ ダイジェスト版~

国立成育医療研究センター こころの診療部
児童・思春期リエゾン診療科医長 田中恭子

【自らは気づけない】
子どもの心の病気について、心のストレスに自ら気づける子は多くない。
なぜ外来に来たのか?子どもはわからないことも多い。

自ら受診する子はいない。多くは連れてこられる。それがひとつの特徴である。

一生懸命、言葉で

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赤ちゃんの「鉄欠乏性貧血」と母乳

TMGあさか医療センター
(旧 朝霞台中央総合病院)
小児科部長 小林真澄

赤ちゃんにとって母乳は素晴らしい栄養です。
それは世界共通で、WHO(世界保健機構)とユニセフでも、世界母乳育児週間を作り、母乳育児をすすめています。

特に衛生環境の悪い国々では、母乳が一番安全でしょう。
ただ母乳について正しい知識がないと、せっかくの素晴らしい母乳もデメリットになることがあります。

ここ

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子どもの乗り物酔いの原因とその対策

なごみクリニック(横浜市瀬谷区)
院長 武井 智昭

これから夏休み。子どもと車で出かけることも多くなりますが、気になることとして、「乗り物酔い」があります。
楽しいはずの時間が、この乗り物酔いで、つらい時間となることがあります。
ここでは、こどもの乗り物酔いの原因と、その対策に関してご紹介します。

【乗り物酔いが起きるメカニズム】

そもそも、車酔いを含めた「乗り物酔い」とは、どのような

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