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春。

この春、妙高に暮らしの拠点を置くことを考え、仕事を決めていました。

しかし、コロナの影響から仕事がなくなってしまいました。
先が読めないため、少なくとも今年は妙高行きをやめることに。

予定していたお仕事先から春からの勤務が厳しいと伝えられた時、停電した時のようなドキドキ感がありました。

いつもの自分であれば、他に抜け道を探すところです。でも、何故だかそういう気持ちにならなかった。
あらがうことなく流されてみることにしました。

そうして、頭、身体、心と考えを巡らし、この春からの拠点を八ヶ岳にすることを決めました。

山に帰ります。

コロナを通じて起きている状況から、気づいたことがありました。
それは、何かをあてにし過ぎていたことです。

ーこの学校に入れば、こんな知識が身につくのではないか
ーこの会社で働けば、こんなスキルが得られるのではないか
ーこの人の近くに居れば、導いてもらえるのではないか

まるで自分の船を、誰かに漕いでもらおうとしていたように。

そのくせ、わたしには意思がないというわけではありません。むしろ、自我が強い。
そのため、考えと異なる方向へ行きそうになると、違う!と、積み上げてきたものさえも壊してしまうことがあったナと振り返ります。

これからのわたしには、自分の力で漕ぎつづけることが必要だ・・・

これまで様々な場所で暮らし、多種多様な仕事をしてきました。
どの仕事も、やればやるほど完璧などはなく大変ではあるし、自分次第なことには変わりがなかった。

妙高以外に拠点を考えたときに、八ヶ岳でなら、しなやかで居られると思いました。

婚期を逃すのでは・・という不安はありますが笑、山籠りをするつもりはありません。
むしろ、広げていき、深化させていくことを考えています。

今の時代に起こる苦難や生きづらさはあるのかもしれないけれど、新しい時代だからこそ、選べる手段や選択肢は一番多いと思っています。

こわい気持ちもあるけれど、自分を信じたい。
そして、帰れる場所があることに感謝です。

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