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BOOK COVER 5 アイディアの発表(2)

ブックカバーのzoomミーティング2回めの報告。

お題と決めた本のブックカバーをどう表現するかのアイディアを話す回です。試作の域を超えて、すでに作品化まで進めていたのは、山本彌さん。
しかも、ブックカバーを作るアイディアは3つも考えて話してくれました。

選んだ本
「ちいさいおうち」バージニア・リー・バートン著

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山本さんは、もともと、schole(スコレー)という名前の二人組で、アクセサリーや雑貨の作品制作や発表、自らの著書の出版など、様々な活動をしています。クリエイターとしての経験も豊富な彼女が作ったのは、「ちいさいおうち」を表現したモチーフの数々。scholeの代表的なビーズやスパンコールを使った作品「キラキラワッペン」の世界観と絵本の正解を融合させて、いろいろな季節やシルエットのおうちが見事に作品になっていました。

実際の絵本の上にモチーフを載せて撮影する発想がすばらしい!

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3つの案で迷っていた山本さんにそれぞれが感想を話す中で、最終的に決まったのは、2つめの案でした。
2つめのアイディアは、「ちいさいおうち」の作者が絵本の創作活動と並行して行っていたフォリーコーブデザインという活動に着目したアイディア。
バージニア・リー・バートンが主宰していたデザインの教室で行われていたテキスタイル作りの手法をもとに、自ら身近なものをスケッチして、図案化することに挑戦しようという考えです。


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締め切りが迫っていたり、仕事として制限が多い時には、なかなかチャレンジしようと思わない手法かもしれませんが、今回のゆるやかな、遊びのような企画でこそ。また、コロナ禍で家にいる時間が多い時期だからこそ、いつもは選ばない作品作りの方針を取り入れようかなという話もあった気がします。

テキスタイルの案で進むことにしましたが、キラキラ輝くおうちのワッペンが誕生したこと自体がとても嬉しく感じられるミーティングでした。

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山本さんのsnsのコメント

https://www.instagram.com/schole_iyo/

本日は第二回目の
『ブックカバー展』Zoom会でした。

二回目はそれぞれ選んだ本に
どんなブックカバーを作るか!です。

私は“ちいさいおうちに”作る
ブックカバーのアイディアを
3つ考えました。

①キラキラワッペンでオリジナルの
ちいさいおうちを作り、
ブックカバーにする。

②ヴァージニア・リーバートンが
絵本だけではなく制作していた
フォリーコーブの活動へのオマージュとして
テキスタイルを作りブックカバーにする。

③子どもたちが着ていた思い出のニットを
ほどき、パンチニードルの技法でブックカバーを作る。

私の持つテクニック、
選んだ本への思いなど、
さまざまな事を考え、
皆さんにもご意見を聞き
②の案に決めました!

普段はアイディアも制作も一人で進めますが、皆さんに意見を聞けると、
新しいアイディアや、
どうしようかなぁ…
と、思っている事も
背中を押してもらえたり!
新たな刺激が嬉しいです。

また進行状況を少しづつ
ご報告させていたはだきます~

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