日本の友だちにスウェーデン料理ってどんなのだっけ？と聞かれると、とりあえずIKEAにあるようなものだよ、と答える。
おそらく一番知られているのはミートボールとマッシュポテトにコケモモのジャムをかけたもの、であろうか。
そして家庭料理として定番なのはマカロニをミルクで茹でたもの（もしくはお湯）にfalukorv（ファルコルブ）と呼ばれる太いソーセージをソテーしたものを添えて、好きなだけ？ケチャップをかけるというもの。このソーセージはスウェーデンでは定番の食べ物で、ボロニアソーセージのような感じだけど味はそこまで美味しくない。（個人の感想です）
いわゆるお袋の味？なのであろうか、簡単だし夫も好きなので作るが、私は遠慮したいので。笑　夫にはこれを出して私と娘は別メニュー、なんてことはよくある。

そんなわけで、正直私はスウェーデン料理は美味しい、とは言えない。当たり前だが私が慣れ親しんだ味とはかけ離れすぎていて、どうしても好きにはなれないのだ。

そんな私が、美味しくて作り方を尋ねた料理がある。
しかしそれはスウェーデン料理ではなく、中東料理だ。タブレというパセリのサラダで、仲の良いシリアの友達のお家に招かれた時に出会い、すっかり虜になった。中東の食事は割と重たい料理が多いので、このさっぱりしたサラダが合うのかもしれない。
作り方は簡単なので私も何度か作っているし、日本の友達にも勧めたいのだが、あ、パセリはちょっと、、と言われることが多くゴリ押しできない。でも脂っこい料理に合わせたら最高に合うと思うんだよなぁ。

作り方はというと、パセリ（イタリアンパセリがよく使われるが、普通のパセリでも問題なく美味しかった）、トマト、玉ねぎ（なくてもよい）をみじん切りにしてボウルに入れる。ブルグル（カルディなので手に入るそう。クスクスのようなもの）を少しの塩を入れたお湯で茹でて出来上がったらボウルへ。そこへオリーブオイル、塩、レモン汁を入れて混ぜ合わせて完成！

具体的な量などは特に教えてもらっていない。言われたのは、パセリ→たくさん。トマト、玉ねぎ、ブルグル→少し。オリーブオイル、塩→適当。レモン汁→好きなだけ。

ざっくりレシピすぎて紹介するのも少し気が引けたが、各家庭によって玉ねぎを入れたり入れなかったり、レモンをたくさん入れたり少しだったりと変わるらしい。それでこそ家庭料理だと思うので、各自好みの味のバランスを見つけて変えていけばいいんだな〜と思っている。私のタブレは玉ねぎなし、少しトマトが多いかもしれない。

興味のある方はぜひ試してみていただきたい。
あなた好みのタブレ、作ってみてね。