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動物の緩和ケアと統合医療

  


ぼくは統合医療を軸に動物の治療をしているけど緩和ケアもしてる。


人の医療のコラムで、緩和ケアと統合診療は考え方が似ていて


「病気を見るのではなく、患者や家族の困り事に焦点を当てると言うこと」と書いてあった。


これを見てなるほどなって思ったんよ。


動物に置き換えて考えてみると


「病気を見るのでなく動物や飼い主さんの困りごとに焦点を当てると言うこと」になる。


そうなんよ。


病気の治療も大事だし、診断をつけることも大事なんだけど


動物の全体をまずは診る。

で動物が1番困っていることは何なんなのか?

を考える。


痛いのか、苦しいのか、気持ち悪いのか


優先順位をつけて、動物が1番困っていることの治療からする。


病気が1つだけじゃーなくて2つも3つもあると


あれやこれやって治療薬がいっぱいになって、たくさん薬を飲むことで


食欲や元気がなくなったら元も子もない。


薬じゃないもので治療できるものは治療して、薬の量や数を減らすことで


飲ませる量や数を少なくしたり、体の負担を減らすことで、動物がよくなるか診る。


病気の治療も大事なんだけど動物の状態の方がぼくは大事だと思って、統合医療をやってるのさ。


緩和ケアも病気は治らないけど、動物の状態をよくするには、どうしたらいいかを考える。


確かに統合医療と緩和ケアは病気を見るじゃなくて、動物の困りごとに焦点を当てて考えるのは似てる。


それに今までぼくは気づかなかった。笑


無意識に動物の状態のことを考えることをしてたー。笑

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