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私が選択的夫婦別姓を推したい最大にして唯一の理由

こんにちは。

気がつけば1月も半ば、お正月でまったりしていたのが2週間前だなんてなんだか信じられません。

今年のお正月のハイライトといえば・・・そう!!


逃げ恥!!


でしたね!!!!

夫と自宅で楽しく見ておりました。
平匡さんもみくりちゃんも本当がんばってて素敵だった〜〜。

数々の問題提起の中で序盤に出てきたのが、日本で選択的夫婦別姓の議論が遅々として進んでいない事でした。

私自身は、婚姻に際して夫の苗字に改名しましたが、職場では旧姓を名乗って働いています。(新しい姓になってから応募&入社したのに、旧姓OKと言ってくれて感謝しかない)


夫婦が別々の姓を名乗れないデメリットは

● 改名による行政手続き・あらゆる契約の名義変更を強いられる
● 結婚・離婚のプライバシーが周囲にバレてしまう
● フリーランスや研究者の場合、改名によりこれまでの仕事の実績が認められない場合がある

ざっとこんな感じだと思うのですが、けっこう反論を受けがちだと思うのです。

● 手続きは1回がんばれば終わりじゃん。そんな事もできなくて結婚後の家事ができると思ってんのか (できるわバカヤロー)
● 結婚後も通称で通せばバレないじゃん (人事部から噂広まるわ)
● フリーランスや研究者なんて世の中の一握りの人だから、会社員のあんたには支障ないでしょ (ひどい話や)


もっと強い理論ないのか・・と悩んでいたのですが、最近やっと見つかりました。今はこれが私のモヤをはらう最強の理由です。


長い前置きでした。何かと言うと。


「新姓、名乗りにくい!!!!!」


新しい姓が長いとか複雑ってわけじゃないんですが、私の旧姓は短くて呼びやすかったので、今でも全友人から苗字で呼ばれてるんですね。
(「和田ちゃん」って学年にいませんでしたか、そういう感じ)


友人からは変わらず旧姓で呼ばれるのですが、結婚後、プライベートで初対面の人に名乗る時に、

「あれ、どっちで名乗るんだっけ」

と思うわけです。
転職した今はどこでも旧姓で通していますが、最初はヘタに新姓を名乗ったりして相手を混乱させたりしていました。

しかしながら、「通称で通す」が唯一使えない場面がありまして。


夫の友人に初めて会う時です。


今までは

「和田(仮)です。よろしくね」 だったのに、突然見知らぬ人に
「みかんです。よろしくね」 と言わねばならない。


女性は下の名前で名乗る場面がありがちなので(合コンとかね)
ふつーじゃん、と思われるかもしれませんが、
例えば、小泉進次郎で男女逆転してみたら

「小泉です。よろしく(キリッ)」 が
「進次郎です。よろしく(キリッ)」 になるわけですよ。


友達の滝川クリステルと久々に会って、小泉進次郎が自分に対して「進次郎です」と言って握手するそぶりをしたら違和感ないですか。


世の中の結婚後も自分の姓を名乗っている全ての人に一度試してみてもらいたい。配偶者の友人に下の名前で名乗る違和感。


全く論理的じゃない、100%感情論な理由ですが、これで十分だと思っています。

みなさんマジでやってみてください。案外キツイですよ。


こんな些細な事に頭を使わなくていい日が早くきますように。

初対面の時は、相手との会話に集中したいな。


では、またね。

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