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ファスティングをしてもクタクタにならない理由

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

今回のテーマは【ファスティング】です。

年明けに新しいファスティングプランをご案内しようと思っていて、現在商品作成中です。単純にファスティングを行って頂くのみではなくて、マインド面のワークなども含めたハイブリッドなプランにしようと思っています。

ファスティングとは「断食」のことで、本当にたくさんの効果・効能が期待されているもので、個人的にもお勧めさせて頂いているものです。その中でも、多くの方がイメージしやすいもの、期待されていることというのは【ダイエット効果】なのではないでしょうか。

やはり「痩せたい」「綺麗になりたい」「可愛くなりたい」など、女性を中心としてダイエットは人生の永遠のテーマというか、生涯ダイエッターだというくらい興味・関心が強いものだと言えます。なので、ファスティングもダイエットの方法の1つとして捉えている人が多い印象を持っています。

ちなみに、かつては僕も同じでした。ファスティングとはダイエットの一手段に過ぎないと考えていました。

色々と話をしていきたいことがありますが、その全てを話していくとなるとものすごく長くなりますので、ちょっとずつ話をしていくことにします。

今回は「ファスティングをすると、食べない時間が増えるからフラフラになってしまうのではないか?」という不安・疑問について回答していくことにします。

○「しっかり食べなさい」と言われて育つ

上でもあげたように、ファスティングとは「断食」のことです。すなわち、一定期間固形物を取らないという期間を故意的に設けるわけです。体調が悪くて、気分が優れなくて、忙しくて食べることができない、食べる時間がないとかそういう理由ではなく、自分で決めて「食べない」という選択をすることになります。

でもどうでしょう。これを読んでいる方にお伺いしたいのですが、子どもの頃はご両親の方からはどのような教育を受けてきましたか?

僕はといえば「朝・昼・晩」の3食きっちりと食べなさいという教育をされてきました。どれか一食でも抜くと「どうしたの?風邪ひいたの?調子悪いの?何かあったの?」といったように心配されました。

そういう教育を受けてきた影響もあってか、僕は元気でいるためには「毎日しっかりと食事をとることが大事なんだ」と思って生きてきました。このように思っている方は多いのではないでしょうか。

だから、食事を抜くことは不健康であって、身体にエネルギー不足に繋がる。アンパンマンで言うなら顔が濡れてしまったり、一部が取れてしまっているような状態です。このようなシーンはおそらく皆様1度は観たことがあるのではないでしょうか。

普段からこのようなことを意識をしていないにしても、潜在意識として刻まれているので「ファスティングをしたら、今の生活と同じようにできなくなっちゃうかもしれない」というような不安恐怖に駆られてしまうことも少なくないはずです。

少し専門的な用語を使って説明させて頂くと、ここの問題点は「ファスティングをすると代謝が下がってしまうのだろうか?」ということになります。このことについて、もう少し深堀りして話をしていくことにしましょう。

○ファスティングをすると代謝が下がるのか?

そもそも「代謝」とは何のことを指すのか?というところからですが、これを正確に知っておく、覚えておく必要はないと僕は考えています。イメージできればOKです。

例えば「肉」を食べたとします。身体の中ではずっと食べる前の形を保っているわけではなく、口の中から入ったものが身体の中で消化・吸収され、食品に含まれている栄養素などが血液に乗って各組織に運搬されていきます。

その各組織において、栄養素がエネルギーとして働けるようにすること、この一連の働きを代謝(エネルギー代謝)といいます。もちろんこれだけを指すわけではないのですが、イメージとしてはこのようなものでOKだと僕は思っています。一口に栄養素といっても種類があって、エネルギーの素になるものもあれば、身体の組織を構成するものもあれば、エネルギーを作るために働くものもあったりと色々あります。

代謝が下がるとどのようなことが起きるかというと、具体的には、体温が下がったり、疲れやすくなったり、お腹が空きやすくなったり、何となく元気でなくなったり、活力が弱まってくるのです。

しつこいですが、ファスティングとは「断食」のことなので、もし、ファスティングをすることによって代謝が下がってしまうようでしたら、ファスティングをすることを積極的にお勧めすることはありません。一時的に体重は落ちたとしても、結果的に不健康になってしまうようなことをお勧めするようなことはしたくないからです。

でも、そうはなりません。ファスティング中は代謝が上がると言われているのです。なぜ、ファスティング中は代謝が上がるのか?その理由についてお伝えしていきます。


まず第一に【歴史】からです。

現代は「飽食時代」と言われくらい食糧に困ることはほとんどありません。24時間空いているコンビニ、そして100円ショップなど至るところに出来てきて「何か食べたいな」と思ったら手に入れることが容易な時代とな理ました。

もし、ドラえもんの世界観のように「タイムマシン」というようなものが存在して昔の人が現代にタイムスリップしてきたら、きっとびっくりするはずです。昔はいつ食糧が手に入るかなんて予測すらつかなかったからです。

先ほど「朝・昼・晩」の3食ということも触れましたが、昔は食事の時間は不規則だったはずです。食にありつける保証なんてなかったし、自然環境(干魃、戦争、昆虫の大量発生、疫病etc…)などによっていつ食糧不足になるかも分からない時代でした。

こんな時代があっても人類が生き残ることができたのは、今でいうような「ファスティング」の期間があっても身体は弱まることなく、むしろ代謝は上昇し、生き抜くために身体が働いていたからだと想像ができます。今では当たり前になっている「1日3食」という生活習慣ですが、昔にはそんな習慣はなかったはずです。言い方を変えれば、人は健康に生きていく上で必ずしも1日3食しっかり食べる必要はないということです。


次に「身体のエネルギー保存」についてです。

人間の身体は食べたものを「エネルギーの材料」として保管をすることができるのですが、これは2種類に分けて保存しているのです。

1つは「グリコーゲン」、もう1つが「体脂肪」です。これがどのように使われていくのかは、また別の機会でお伝えさせて頂きます。ここの話は、減量目的でファスティングを行うにあたり非常に重要な知識となりますので、知っていて損がないところです。今回は説明を割愛させて頂きます。

ファスティング中(=断食中)は、固形物を摂らないので、身体の中に貯えられているエネルギーを燃料とします。要するに、ファスティング中もカロリーは消費されるし、優先して使われるグリコーゲンも貯えられる限界がありますので、身体は体脂肪を燃焼してエネルギーを作るようになります。

そして、脂肪燃焼を促進するために「アドレナリン」が分泌されます。体内のアドレナリン濃度が上昇すると代謝も上がると言われています。

これらの理由から、ファスティングをすることによって代謝が下がることはないと言われているのです。ファスティングをすることによって、身体はむしろ元気になるし、疲れにくくなるのです。

クタクタになってしまう人は、空腹感からそう思ってしまうパターンもあるし、普段と違うルーティンを行うことから不慣れな生活をすることで精神的な疲れからそう思ってしまう場合があります。

また、ファスティングをするとエネルギーを筋肉を分解して作るから、筋肉量が落ちてその分代謝が下がってしまうんだと仰る方もいらっしゃいます。それについては、僕の勉強してきた知識の話になるのですが、そんな簡単に筋肉は分解されず、食物エネルギー(グリコーゲン)が利用できなくなったときは体脂肪を分解してエネルギーを作るということです。筋肉を分解してエネルギーを作るというのは最終手段。むしろたんぱく質は再利用されることが増えるのです。


といった感じで、途中から専門用語が増えてしまい、難しい内容となってしまいましたが、ファスティングをすることによってクタクタになる可能性は少ないんだということをお伝えさせて頂きます。このことで不安や恐怖を感じていた方がいらっしゃいましたら、そこまで過剰に考える必要はないということをお伝えしたいです。

今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。

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