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シドニーに移住して新たな自分をみつけて人生を変えた西中川 薫さんの七転八倒な移住物語

海外で働く人ラジオは海外で働く日本人たちが、海外移住を通して得た知見、Know-Howを本人の体験を通して学び取っていく、そして、海外移住をしたい日本の方達、海外進出をしたい日本企業を応援するPodcast 番組です。
今回のゲストはオーストラリア・シドニーに移住をした西中川 薫さんです。
西中川 薫さんがどんな人なのか、プロフィールを紹介しますね。

幼少期から米国で働くことを目指していたが、2011年に外資系企業の元上司の勧めでオーストラリア支社の現地採用として新たな生活を始める。その後、ニューサウスウエールズ州大学(A G S M)でM B Aを取得した際に新たな自分の可能性とパッションを再発見し、キャリアチェンジを果たす。

日豪をイノベーションで繋ぐことを目指したスタートアップを起業した後、企業イノベーションの専門家としてブティック及びグローバルコンサルティングで日豪の大手企業の新商品開発プロジェクト管理及び企業ベンチャー設立をリード。

現在は豪州最大のメディア企業でイノベーション戦略を担うと同時に、J E T R Oのグローバルアクセレレーターハブの豪州アドバイザーとして、日本のスタートアップの豪州進出を手伝う。

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4:37 学生時代に海外経験はされましたか?

高校時代に在住の父親の同僚宅に1ヶ月滞在。外国人との交流は限られていたが、アメリカ郊外の生活を経験。その後、ニューヨークに1ヶ月滞在を2回経験。英語学校に通ったり、そこでできた友達と遊んだりしていた

5:43 今までのキャリア

  1. 半導体商社

  2. ゲッティイメージズジャパン

  3. ゲッティイメージズオーストラリア

  4. Corbis

  5. ビジネススクールで MBA を取得

  6. イノベーション コンサルティング ファーム数社

  7. News Coprp Australia

14:03 英語はどのようにして身につけたの?

中学、高校と得意科目は英語だったが、福島の田舎にはほとんど外国人が存在しなかったので、最初に英語で会話をしたのは高校時代の1ヶ月の米国滞在時。大学時代にニューヨークに1ヶ月滞在した際に、英語のみ生活を送り、英語の上達を実感。就職後、半導体商社時代に海外半導体メーカーとのやりとりをすることで、ビジネス英語を身につけた。プライベートではアメリカ人との交際を通して日常英語を覚えた。

19:53 いつ頃から海外で働きたいと思うようになったのか?

幼少期より親から常に海外にでなさいと言われ続けていたので、中学生ぐらいからぼんやりと海外思考(その時代はファッションデザイナーとかパティシェが希望)

21:06 海外で働きたいと思ってから、きっかけ・チャンスが来るのにどれぐらいの時間があったの?

約20年。32歳で初海外生活を開始。

21:39 海外で働くようになったきっかけ

日本で働いていた米国企業のカントリーマネジャーが、本人が帰国子女ということもあり、私のあまり日本人ぽくない性格を鑑みて、シドニー支社への移動を勧めてくれた。初めはオーストラリアに全く興味がなかったものの、相当悩んだ挙句、とりあえず行ってみることになった。

23:49 海外移住を実現させてくれたきっかけ、チャンスを引き寄せた行動

過去に海外転勤の前例がなかったものの、常に海外移動(基本はアメリカ)の希望は伝えいたのと、上司と良い関係を築くことで、異例のオファーをもらうことができた。

26:17 ビザはどうされたのですか?

最初は企業スポンサービザで渡豪した。その後、就労ビザ、学生ビザなどを経た永住権を得るまで長い年月がかかりました。詳しくはPodcastを聴いてみてください。

36:30 海外に移住すると決まったからやったことありますか?

大変だったこと、今ならこんな近道があるなどありますか?

長いジャーニーを経てPRを取得(11年)やり直せるならまずはPRビザの取得に専念する。できれば日本国内からビザを申請してから渡豪するのが一番。

42:04 移住した直後を思い返してみてどうでしたか?

人が意外とフレンドリーじゃない。アメリカと違って、道端で話しかけて来る人もいないし、シドニーのローカルは学生時代からの友達をそのまま維持する人が多いので、オージーの間でも他のシティよりも友達を作るのが難しくて有名。様々なイベントに参加したり、会社で仲良くなった他の州から来たオージーや、海外からの移民と仲良くなった。後日、学校に通うのが一番の近道と実感。

44:33 大変だったこと

日本企業や、日本企業サポート部署で働いたことがないので、常に会社に日本人が一人という環境。ユニークポイントを売れる反面、日本の商習慣との違い等から、意識及び表現改革をするのに苦労した。
スポーツ大国なので、エクササイズは日常の一部。定期的にヨガ、ピラティス、ゴルフをすることと、食事を管理することで、常に健康を保ちやすい環境。

45:03 よかったこと

日本と日本人に対するイメージがとても良いので、様々なシーンで良い待遇を受けられたこと。

47:37 今、日本ではない国で生活、仕事してどう思いますか?

生活面

プライベートの時間がきちんと確保可能。世界にも稀なビーチ&シティ(小さいが)の両方を楽しめる環境。シドニーは他都市に比べて天候も温和。

52:11 経済面

日本で働くよりも、かなり高い給料がもらえるのは魅力的だが、外食費用や医療費、家の価格が高すぎる等(特にシドニー)、ネガティブな面も多い。

精神的

オージーが基本的にシンプルかつカジュアルなのと、多国籍文化ということもあり、もっと自分を自由に表現できる。「こうじゃないとダメ」感が少ないので、**他人と比較する機会が少ない。**トータルで、もっとポジティブに生きれる。

54:59 得た学び、成長はありますか?

38歳でMBAを取得して、40歳でキャリア替えをしていることで、自分の未来は努力次第でいくらでも変えられることを体感。型にハマらない生き方でも尊重してもらえる。常にネットワーキング、自己表現、学び続けることが大事。ただし、相当の苦労は覚悟する必要あり
「ネットワーキング、自己表現、学び続けることが大事」実際にどんなベネフィット、メリットをこれらのことで感じていますか?
いろんな苦労をしたと思います。Kaoruさんの中で一番大きかった苦労を教えてください

57:47 海外で働くことに興味を持っている視聴者たちへのメッセージ

海外に行きたい方は行ってください。そのために英語力とコミュニケーション力の2つを磨くことをお勧めします。

番組で話している内容と時間

4:37 学生時代の海外経験
5:43 今までのキャリア
14:03 英語はどのようにして身につけたの?
19:53 いつ頃から海外で働きたいと思うようになったのか?
21:06 海外勤務を考えてからチャンスを得るまでの期間
21:39 海外で働くようになったきっかけ 
23:49 チャンスを引き寄せた行動など
26:17 VISAどうしたの?
36:30 海外に移住すると決まったからやったことありますか?
42:04 移住した直後どうだったの
44:33 移住当初、大変だったこと
45:04 移住当初、よかったこと
47:37 今、海外で生活、仕事してどう思いますか?
52:11 経済面での違いはありますか
54:59 得た学び・成長はありましたか
57:47 視聴者たちへのメッセージ

関連リンク

note: https://note.com/shoeg/
Apple Podcast: https://apple.co/3HHlqxK
Spotify Podcast: https://podcasters.spotify.com/pod/show/kaigaihatarakuhito
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=fDfPINqYXIg&list=PLZdV80y4ZXfJ09-gd2gVMpCajpAHxgFjn

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