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サンタは愛のカタチ

またこの季節がやってくる。

クリスマスはサンタさんからプレゼントがもらえる最高の日。

子どもはいつまでサンタを信じるのでしょう。

「いい子にしていないとサンタからプレゼントはもらえないよ。」
と半分脅しのようにも思えるこの言葉。

そもそも、私はサンタを子どもに信じさせること自体どうなんだろうと思っていました。

ウソはだめ!とこんなに子どもに教えているのに、大人が堂々とウソをついているじゃないですか。

しかも、子ども達はどこかのタイミングで
「プレゼントを置いてくれているのはサンタじゃない」
ということに気づく悲しい瞬間がやってくるのです。

それなら、最初からサンタからのクリスマスプレゼントなんてしなきゃいいのに。
と思っていました。

今日、職場で同僚と話をしている時、その考え方を改めるきっかけがありました。

同僚は子どもの頃にサンタを心の底から信じていたそうです。

当時、小学校でサンタなんかいないよ!という子にも
「俺のところには来るんだよ!信じないやつにはこねーよ!」と一掃していたそう。

そして、小さな子どもを持つ同僚は
「いつか自分の子どもにも、サンタを信じてくれるように全力でサンタをやりたい」
と嬉しそうに話していたのです。

その時に思ったのは、
サンタがいるかどうかではない。
ということ。

プレゼントをくれるのはサンタという設定だけど、そこには、大好きな我が子にわくわく、ドキドキを楽しんでほしいと願う、親の愛があるのだということ。

そして、いつか
サンタなんて本当はいなかった。
と気づいた時も、
親が毎年かかさずサンタをしてくれたと言う思いはそこに残るのではないでしょうか。

人を思う気持ちがサンタには込められているのだなと気付かされました。

そして、今年のクリスマス。
私もサンタとして、愛を伝えたいと思います。
子ども達が夢から覚めるその日まで。

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