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自然栽培への道(5) ~緑肥のおまけ効果~

わたしの家庭菜園の楽しみ方。

人それぞれ家庭菜園の楽しみ方はいろいろ。
中でもわたしは、小さな区画で試行錯誤しながら楽しみながら無農薬無肥料栽培に取り組んでます。

昨年11月、緑肥を育てることを目的に、ヘアリーベッチとクリムソンクローバーとエンバクの種を蒔いたんです。

その緑肥として植えた植物はかなり生長、先月には春野菜の苗を植え付けるために少し刈って土に漉き込んだり草マルチにしたりと活用してます。

その緑肥たち、今では花を咲かせ畑を華やかにして楽しませてくれてます。
おまけの効果は嬉しいですね。



ヘアリーベッチの花

へアリーベッチは、地力アップ効果の高いマメ科のつる性の植物で地を這って行き、一面に藤のような可愛い花を付けます(和名:ナヨクサフジ)。
そして、この植物を畑に漉きこむと植物に必要な空気中の窒素を固定して土を肥やしてくれます。
植物にとって大事な葉や茎の栄養素を補ってくれるのです。

その花がこちら ↓

ヘアリーベッチ


クリムゾンクローバーの花

クリムゾンクローバーは、マメ科の植物でストロベリーキャンドルとも言い別名の通りイチゴの蝋燭のような可愛い花を付けます(和名:ベニバナツメクサ)。三つ葉の大きなクローバーが特徴です。

ヘアリーベッチと同様に空気中の窒素を土の中に固定、そして、マメ科に被害を及ぼす害虫センチュウを抑制する効果があります。

その花がこちら ↓

クリムゾンクローバー


エンバク(えん麦)の花

エンバクは、根を真っ直ぐ伸ばして土を耕して団粒構造をつくる効果があります(100㎝近くの深さになることも)。そして雨で地下へ流れる窒素を地上に吸い上げる役目をしてくれるという。

また、生育が旺盛なことから雑草抑制そして刈り取って草マルチにもなる。
さらに、漉きこむことで有機物供給となり土壌中の微生物繁殖促進、害虫のセンチュウ抑制ともなる。

その花がこちら ↓

エンバクの花(?)


緑肥とブロッコリー

先日、ヘアリーベッチを漉き込んだ土壌に春ブロッコリーの苗を植え、その周りにはエンバク(えん麦)の葉を草マルチとして敷く。

この可愛い春ブロッコリーの苗が緑肥の協力ですくすく育つのを祈ります。

ブロッコリーの周りにはエンバクの草マルチとヘアリーベッチ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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