目をつむりまぶたの裏に星をみると
眠たい気持ちは飛んでいって
ただ君のことだけで
いっぱいいっぱいになってしまう

こんなに疲れた夜だって
目をつむってしまったら
ただ君のことだけで
いっぱいいっぱいになってしまう

四六時中、考えているわけではない
ただこの夜のじかんだけ
君のことだけで
いっぱいいっぱいになってしまうのだ

そしてまた眠れない夜を過ごしてしまう

疲れた朝に思うことは
それでも幸せなのかもしれないということ
ひとつのことだけじゃない
複雑な世界の中で
ただ君のことだけを
こんなにこんなに想えるということは
なんてうつくしいのだろうか

それは君が僕に与えてくれた
魔法のプレゼントだと思われる


まぶたの裏に浮かぶ星空を抜けて
僕がおもうことは
君と過ごす時間や
君が僕にかけるやさしい言葉のかずかず

現実にはありもしないことであっても
ここで僕は自由である

そんな夜、
誰も見ていないその目を気にしながら
僕は空気をやさしく抱きしめてみた

世界は僕が思っていたより
やわらかく
そして

やさしく

思えた