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立ち会い出産のココロエ!

先日は妻の出産に立ち会いました。
まず初めに、ありがとう。
今までの人生で最も印象的な日になりました。

そこで、立ち会い出産を実際に経験して感じた心得を発表したいと思います。


其の壱、お腹をなで続けること

分娩室に一緒に居るだけが、立ち会い出産ではありません。とくに分娩室に入る前の、お母さんの体と赤ちゃんの準備ができるまでの入院室は立ち会い夫の活躍できる場所です。

この入院室では、たまに助産師さんが様子を見にきてくれますが、基本的には妊婦本人が陣痛に悶え続ける辛い辛い部屋です。
そこを精神的にも身体的にも支える役割をするのが、立ち会い夫です。

お腹が痛い時、お腹をなでて欲しいと妻から頼まれました。が、痛い場所が自分ではわからないので、なでるだけでも簡単にはいきません。さらに、長い時間なで続けることになるので腕はかなり疲れます。
それでも、めげずになで続けましょう!今、腕がもげても構わないって程に!
妻はもっと辛い思いをしています。自分を奮い立たせて頑張りましょう!

其の二、妻の代わりに図々しく

うちの妻は控えめで、耐えられないくらい痛くてもナースコールを押すのを渋ってしまうタイプです。
そんな時は「ナースコール押すからね!」っと押してあげました。合計4回くらいは押したかな?
どの段階で押したら良いのか、普段ナースコールなんて触れないから押しづらいことがあると思いますが、心配なら押しても良いと思います。

押すと、次の陣痛まで助産師さんが居てくれて、内診してくれます。妻がお手洗いに行くときも助産師さんを呼びました。
迷惑だと思うかもしれませんが、妻は出産間近の緊急事態なので、この場面は妻の代わりに夫が図々しく呼びましょう。
(他の業務もあるんだろうけど、車椅子とってくるねーと言って遅かったのでナースコール鳴らして急かしたりしちゃいました。)

其の参、声かけはポジティブに

これは絶対です。とくに分娩室では。
「頭もまだ出てきてないなー」とか、絶対に言わない方がいい。
あと無責任な事は言わない。
「あとちょっとやからな!」とかね。
ぜんぜんまだやん!!!とか、きっと出産してる本人は思うはずです!私なら思いますね。

助産師さんも、基本は褒め言葉でしたね。「初産やけどいきむの上手いなー」とか「上手に出来てるから赤ちゃんグーっと降りてきてるよ!」とか、産む側が前向きな気持ちになるような言葉を掛けてました。
僕も真似して、「すごいねー!上手に出来てるよ!」とか「もう頭見えてるよ!すごいすごい!」とか声かけしてました。

気の利いた言葉が見当たらない場合は、呼吸法を一緒に隣でしてあげても良いかもしれませんね!

一体感が生まれて、一緒に出産してるような感覚になるので、変な話ですが少し夫側も頑張った感が出ます笑

其の四、落ち着いて行動を

医療の現場、とくに出産の現場に立ち会うなんて、なかなか経験した事がない場面です。
だけど、立ち会い夫がオドオドしているのは、余りにも格好が悪く頼りないので、落ち着いて動きましょう。

まず大切だなと思ったのはポジションどりです。案内されるので問題ないと思いますが、助産師さんたち医療従事者の動線に被るような場所は避けましょう。あと、妻の顔が見える場所にいると良いと思います。
手を握ったり、妻がいきむ時に枕ごと頭に添えて持ち上げたりする事があります。

あとは、水分補給の準備をしたり、暑い時はうちわであおいであげたり、そのときに必要とされる事を随時していきましょう。
うちわは出産後に褒めてもらいましたよ( ͡° ͜ʖ ͡°)

其の五、産まれたら喜び、労う

これについては、最早言うまでもないですね。
しっかり喜んで、妻を労いましょう。

スマホ持ち込みOKなら、写真や動画を撮るのはマストです。でも、妻を撮るのは気をつけましょう。分娩時は必ずスッピンなので人によっては嫌がるかもしれませんからね。

あと、これは注意されました。
赤ちゃん可愛い可愛いだけじゃなく、出産直後の妻をしっかりと労いましょう。
赤ちゃんばかり見ていると、妻に「こっちは!?」と叱られましたʕ⁎̯͡⁎ʔ
幸せなことに、うちは安産だったので叱る元気が残っていたようです。今振り返ってみると少し笑っちゃいます。

まとめ

立ち会い出産、めちゃいいですよ!
もちろん、妻の気持ちが上手く汲み取れず、不甲斐ないところもありましたが、やっぱり苦しい姿をみて、一緒の空間で乗り越えていくのは、心に来るものがあります。
思い出にもなりますし。

立ち会う際はココロエを参考にしてもらって、変な歴史を作らないようにして下さいね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

スヤスヤなわが子ʕ•ᴥ•ʔ

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