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「少女記録」 公開七周年を迎えて

【記事の後半では2022年に撮影を行わなかった理由を解説しています】

高い将来性を感じる新人を独自の視点で厳選し光を照らすウェブメディア「少女記録」は、サイト公開7周年を迎えました。

現在、7周年を記念した期間限定の特別企画として、歴代トップページを一挙公開中!
(写真の左上が最新/右下が最初)

歴代トップページ全40種(2016年〜)

甦った輝かしい記録をぜひご覧ください。
◎リロードするたび、公開順に切り替わります。
◎複数発表した出演モデルは1種類のみ公開

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毎年、周年を記念した記事の恒例となりますが、まずはこの場を借りて、お世話になった出演モデル本人とそのご家族および所属事務所(特に担当マネージャー)、素晴らしい協力をしてくださった制作チームの一人ひとりに心からの感謝を改めてお伝えします。皆様の支えなしに続けることはできていません。多謝!!

撮影当時、出演モデルの多くは中学生でした。時を経て、年々、成人を迎える人が増えており感慨深いです。

公言すること自体が無粋なため、理由を説明することもしませんが、誕生日のお祝い投稿は20歳を区切りにしています。もちろん、応援をやめるわけではなく、みんなの活躍を願い続けています。
(芸能界を引退した出演モデルは別の道での幸せな人生を願っています)

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少女記録は、紹介する少女たちの魅力を広く正しく伝え、大きく飛躍するきっかけ作りを目的とした応援プロジェクト。業界関係者に向けた新人の推薦という意味合いも強く、起用に繋がる作品になることが大切な活動意義のひとつ。

実績がほとんどない状態で抜擢した出演モデルも多い少女記録ゆえ、作品発表後の目覚ましい活躍を見ることは本当に嬉しく制作の励みです。

一人ひとりとの出会いが人生の宝物。再会できる日を楽しみに、みんなのことを応援しています!(仕事を一緒にできる日が訪れるよう自分自身も日々精進!)

協力してくださったすべての人に恩返しできるよう、もっと注目されるメディアに成長させ、少女記録の存在価値を示していきます。

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出演モデルは自ら探し自分一人で決めています。すべての撮影現場を指揮しているため、思い入れも強いです。

撮影当時の実績・人気・知名度を考えると、その後の活躍に大きく貢献している自負あり。というのも、出演モデルの幾人かは、はじめて推薦されたメディアが少女記録かつ自身はじめての作品撮影です。

時を経た今、先見性のある審美眼を証明できたと思います。推薦する人数が少なく厳選しているからこそ、自惚れではない説得力があるはずです。

【歴代出演モデル(登場順・敬称略)】
大谷凜香、平蓮奈、熊澤風花、川津明日香、歩乃圭、石橋宇輪、坂井仁香、其原有沙、横田真悠、田鍋梨々花、桜田ひより、黒川心、白石南帆、中尾百合音、大峰ユリホ、小貫莉奈、松澤可苑、吉田美月喜、滝澤エリカ、長澤樹、武野汐那、田中杏奈、小宮山莉渚、瀬戸琴楓、南琴奈、山口らいら、髙橋快空

これまでに、全34作品 (制服篇・洋服篇を合わせ計68作品)を発表。心血を注いで制作した、すべての作品を見てもらえると喜びます。

そして、自分好みの美少女を見つけて応援してもらえると嬉しいです。

更なる活躍が期待される出演モデルの今後の活動にぜひ注目してください。

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〈魅力的な新人の探し方を紹介した過去記事〉

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サイト公開7年目(制作開始8年目)であった2022年を振り返りたいと思います。

結果として、はじめて一人も撮影せずに終わった年となりました。

低い更新頻度が更に落ちる可能性は、一年前に公開した記事で示唆していましたが、まさか一人も撮影しないとは予期していませんでした。



季節ごと、それぞれの作品について、撮影しなかった(できなかった)理由を簡単に説明していきます。

〈春の作品〉
まず、例年であれば最初に撮影する春の作品を発表しませんでした(出演依頼もしませんでした)

短期間しか撮影できない桜において、天気予報や開花状況などを注視した上、迅速に日程調整と各種手配をする難しさを考慮した結果、無理してまで撮影したい新人がいなかったという理由が大きいです。

それから、時を同じくして、少女記録の出演モデル・大峰ユリホさんの新たな宣材写真の提供を前提とした個人作品の撮影依頼を受けたこともあり、そちらの作品の発表に注力したいという考えもありました。

中学三年生の夏に撮影した少女記録から5年ぶりに再会し、輝かしく成長した姿を改めて撮影できる機会は喜ばしい限り。しかも、活躍し様々な写真家と撮影を共にしている今の状況にあって、自分を指名していただいた期待に応えたいという思いもあり、少女記録の制作より個人作品に集中することに決めました。

下の写真は、すでにあるファッション系の宣材写真ではなく、素材の魅力が伝わる自然体の宣材写真を新たに撮影してほしいという要望を受け提供した中から採用された2点。

大峰ユリホさんの宣材写真①
大峰ユリホさんの宣材写真②

自分が宣材写真を提供する際に大切にしていることは、撮影者の個性が強く感じられる仕上げにしないこと。本来、当たり前のことなのですが、宣材写真に不向きな作品が採用されていることも意外に多いのが実態です。
(好ましくないけれど昨今では一般的になっている)過剰な修正や不自然な加工も行わないようにしていますが、担当マネージャーの要望に応じ、さじ加減を変えることはあります。
ただし、ありがたいことに少女記録を含め、仕上げはこちらの理想を尊重していただき、レタッチの注文を受けることなく、いつも任せていただいています。

〈初夏の作品〉
次に例年であれば森で撮影する初夏の作品も発表しませんでした。春に続き、誰にも出演依頼しませんでした。

桜の風景と異なり、撮影可能期間に余裕があるため、本当は撮影すべきでしたが、今すぐ推薦したい新人が見つからなかったのが要因です(デビュー間もない中学一年生または二年生を優先したいという基準で探していました)

少女記録の制作において大変なのは撮影後。自分が費やす膨大な時間と労力を考えると、本当に撮影したいと思えない限り、取り組むことが難しいのです。

新緑の生命感あふれる瑞々しい風景を撮影できる上、気候や光など諸条件も理想的であるため、特に大切にしている季節なのですが、無理に撮影することをしませんでした。

〈夏の作品〉
毎年恒例の夏の作品も撮影しませんでしたが、実は、一人だけ出演依頼しました。

子役として実績があり、年齢に対し芸歴も長く、新人とは言えない少女。出演していた映画の演技に感銘を受け、熱意を感じさせる出演依頼をしましたが、残念ながら断られてしまいました(熱意は伝わり丁重な断りの返答をいただきました。更に別の新人の逆提案をいただきましたが受け入れませんでした)

ほかにも多くの依頼を受けているとのことでしたが、その後、雑誌などメディアで取り上げられることもなく、数多ある新人紹介企画で推薦されることもなければ、クリエイターの作品撮りでモデルを務めることもなく、事務所の方針として仕事を選び、すべて断っているのだと理解しました。

作品発表が叶わなかったその美少女を心から撮影したかったこともあり、別の新人に切り替えることをしませんでしたが、想定外で秋の撮影も行わなかった今となっては、たとえ本命でなく第二候補になったとしても少女記録を制作すべきだったという後悔が大きいです。



〈秋の作品〉
気を取り直し(学年にこだわらず)人選を一から熟考し直した秋の作品も一人だけ出演依頼しました。今は人気・知名度が高くないけれど、大活躍するだろうと予想し指名した新人。しかし、残念ながら断られてしまいました。

二人連続で断られるとさすがにやる気が削がれてしまいます。関係性のある事務所ということもあり引き受けていただけることを期待した分、尚更にショックが大きく、ほかの新人に出演依頼する気は起こりませんでした。

ただし、その後の活動を追うと、モデルの仕事は着実に行っているものの、ほかの新人紹介企画に登場することもなければ、作品撮りを見ることもありません。断られたのは自分だけでなく、担当マネージャーの方針かもしれないと悲観し過ぎないことにしています。

春・初夏・夏・秋の作品それぞれ、二度目三度目の出演依頼をするという選択肢もあったわけですが、学年(年齢)やタイミングなど諸々を考慮し、結局、再登場の案を採用することもしませんでした。

制作初期(特にサイト公開前)は断られることもありましたが(その後、朝ドラのヒロインを務めた人が複数います)、近年は快く出演許諾いただける場合がほとんどです。芸能事務所との繋がりなく出演依頼に苦労していた頃を思い返すと信じられない幸せな状況。

ありがたいことに、今では光栄な売り込みを受けるようになりました。出演依頼を断られた事務所の別のマネージャーから別の新人の売り込みを受けることもあります。続けてきたことが認められ自信が深まる一方、撮りたい人と撮らせてもらえる人が一致しない難しさを感じる一年でもありました。

新作を発表しない期間が空いたことにより、次の出演モデルを指名する基準が上がるばかり。自分の推薦には価値があると考えているため、少女記録らしい人選をしたいのですが、条件を狭め過ぎると該当する候補者がいなくなってしまいます。

これまでは、デビュー間もなく知名度の低い新人を撮影することが主でした。作品を見てもらわないことには発表する意味が損なわれるため(制作に費やす時間と労力も報われない)、中学生にこだわらず、活躍しはじめ人気・知名度が上がっている高校生を撮影する可能性もあります。

いつになるか分かりませんが、次に出演依頼する時こそ、快諾してもらえることを願って。

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少女記録の制作をはじめた当時を振り返ると、途中からとはいえ、編集長である僕が自ら全作品を撮影するようになるとは思いもしませんでした。
(全34作品のうち、計10作品を担当)

〈自ら撮影するようになったきっかけを解説した記事〉

詳しく調べていないので前例があるか分かりませんが、グラビア誌やファッション誌で編集者自ら撮影している誌面を見たことがありません(取材スナップ程度であればあるかもしれません)

大手出版社に勤務する有名な雑誌の編集長が「自分でも撮影するようになりました」と言って、担当する雑誌と関係なく個人的に撮影させてほしいと芸能事務所に打診したとして、応じてもらうのは難しいでしょう(少なくとも、僕はそのような写真作品を見たことがありません)

何の後ろ盾もない僕が、少女記録を続けることにより得た立場は本当に稀有。貴重な体験をさせてもらっている幸せを噛み締めています。

重要な宣材写真を多くの新人に提供するようになるとは思いもしませんでした。魅力を伝える一端を担えることは本望です。

本職はグラフィックデザインですが、少女記録をきっかけに写真撮影の依頼を受けるようにもなりました。

男性向けグラビアでいつもの作品と趣向が異なることもあり紹介を控えていますが、カレンダーの撮影およびデザインを行う仕事もありました。

撮影とデザインの両方を一人で行えることが自分の強み。身につけた能力を今後も発揮していきたいと考えています。写真集の撮影とデザインは、特にやりたい仕事のひとつ。ご依頼をお待ちしています。

それから、芸能界で活躍することを夢見る希望者本人や娘の夢を手助けしたい親御さんから依頼を受けて行っている出張撮影も増えることを願っています。対個人でしか味わえない嬉しい感想を直接聞けるため、やり甲斐が大きいです。

性別・年齢を問わず、宣材写真・オーディション用写真・各種プロフィール写真の撮影を承っています。お気軽にお問い合わせください。

僕が自ら撮影した写真作品を発表しているインスタグラムもあります。少女記録の作品本編および関連SNSで未発表の写真も特別に紹介しています。また、少女記録の出演モデルや注目の新人を個人作品として撮影した写真も投稿しています。ぜひチェックしてください。

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少女記録の制作は続けるつもりですが、無理してまで作品を発表するつもりはありません。出演モデルを厳選し、本当に推薦したい新人だけを撮影していきます。

とはいえ、より多くの魅力的な新人を紹介したい気持ちもあるため、個人作品の撮影を増やしたいとも考えています。モデル希望の方はお気軽にご相談ください。
(協力していただけるクリエイター募集中)

新作を楽しみに待っている人には申し訳ないですが、色々なことに挑戦し、大切な時間を有意義に使っていくつもりです。

決して、少女記録に飽きたわけではありません。
唯一無二の美しい作品を制作し続けることに変わりはありません。

望むのは、仕事として撮影する機会が増えること(日々の撮影で経験を積み、更に力をつけた自分が撮影する少女記録を見たいです)

実現するかどうかさておき新たな展開も考えています。
今後の活動を応援してもらえると嬉しいです。

最後にお礼を。
いつも少女記録を見てくれるあなた、
本当にありがとうございます。
心に響くものがあったなら幸いです。

志を高く。美を探求する旅は続きます。
美少女の輝きが届きますように。

「少女記録」編集長/運営人 山田信男

Instagram@shoujokiroku
Twitter@shoujokiroku


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