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【AIR】どこのまちも同じ、にならない理由【中東・欧州出張記 #4】

ポルトガル・リスボンからスペイン・バスク自治州に移動してきました。
7年ぶりの事実上の州都たるビルバオに昨晩は泊まり、本日からサンセバスチャンに向かいます。

来てみて思うのは、やはり単なる観光都市ではなく、生活者が多くいて、かつ所得層も高いので、落ち着いています。なので観光客もリスボンは若い男女がすごい多かったのですが、こちらは妙齢のご夫婦が多い感じ。もちろん若い人たちが集まるところもあったりするのですが、そのあたりはゾーンでも全然変わります。

ひとことに欧州の観光都市も同じ客層を食い合っているわけではないのがわかります。

そしていつも感じる日本では「どこのまちも同じ」という感覚が全くなくなり、「どこのまちも違う」さらにいえば「まちのゾーンで全く違う」という多様性の強さを感じます。マスプロダクトではないまち、のポイントについても迫ります。

○ リスボンと比較して異なる立ち位置

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