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間違った問いでは、正しい答えは導けない〜それ、イシューではなく愚問です〜

ほんと課題解決は正しい課題設定から始めなくてはならない。

駅前でもはや衰退商店街で大地主が話を聞かない、どうしたらよいか、なんて馬鹿な課題設定をしている限りは解決しないよね。そんな立地は行政は放置して、大地主が死ぬまで待つしか無いわけだ。

駅前がまちの顔とかいっている人たちは一人一台のマイカーで、駅なんかはほとんど使わないし、駅前のかつての商店街なんてもう何十年も行ったことがなく、空き店舗だらけ。大地主はいい時代に稼ぎ切って金があるから、面倒なことはやりたくない。だけど、昔をしる人は寂しいみたいなノスタルジーは語るが、金は出さない。

どこにでもある構図。こういう課題を「どう解決するか」なんて考えずに、裏通りでもなんでも別でやる気ある人、事業と組んで成果を出していくことに力を注ぐという意識にならないのは不思議でならないよね。さらに言えば、問いを立地から考えていることもおかしい、事業というものは場所よりも人なのです。

このあたり固定する数字を間違い、変えてはいけないところを変数にしてしまうような「問いかけ方」をしている認識なく、質問してしまう人は大抵は問題を解決できないのです。

今解決する必要もたいしてない(実際に困っていないから商店街が衰退したまま放置されているし、何も地主はしたくない)ことに対して、解決する手段も特に無い状態のものごとを「課題」として設定した段階で詰んでいるんですよ。分かりますかね。それは愚問というのです。

大切なのは「今解決する必要があること」×「解決する手段を見つけ実行できる」という組み合わせに絞り込むことなのです。


○ 「イシュー」ではない愚問が98%

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