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まともな質問ができないことを深刻に考えるべき理由-正しい問いと正しい答え

世の中は大抵の問題については答えがセットで提供されています。地方活性化は「何をやるか?」は事例集、それをやるために「必要なお金」は補助金、なーんてパッケージにすらなってます。日常的な疑問への答えはググれば出てくるし、最近では対話相手すらaiが務めてくれて、そこらへんの平均値より高い見識を提供してくれます。

ここにきて危険なのはまともに質問できないひと、他人と異なるシャープな疑問を持てることが大切になるわけですが、それができない人が思う以上に多いということです。

先日とあるセミナーで痛感した「日頃から考えていない人は、ちゃんとした問いを立てられない」ということです。そして正しい問いは、正しい答えよりよっぽど大切でもあるのです。むしろ正しい答えは正しい問いからしか生まれないのです。


○ 思考レベルは質問レベルで判明する

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