日常生活での心理学

日常生活の中での心理学を4つ紹介していきます。

⒈フレーミング効果
⒉プロスペクト理論
⒊アンカリング効果
⒋サンクコスト効果


⒈フレーミング効果
選ぶ対象が全く同一であり、その客観的特徴が同じであっても、決定フレームと呼ばれる選択状況の心理的な構成が変わることにより、選択結果あるいはその受け止め方が異なること。

例)
①お年玉が去年1万円だったが今年は5000円だった
②お年玉を貰ったことない親戚から5000円もらった
②の方が嬉しいと感じる人が多いと思います。結果として5000円もらえるということは変わらないのになんか損した気がしますよね。

⒉プロスペクト理論
価格や金額判断において、参照点がどこに設定されているかで損得の判断が切り替わるわけではない。損と得とでは、同一の価格や金額の増減であってもその同一価格あるいは金額に対する心理的価値が異なる。

例)
コインの裏が出たら1万円払う。コインの表が出たら1万5000円もらえる。
1万円の損失が発生することを嫌って賭けに挑戦しない人が多い。(損失回避)

⒊アンカリング効果
980円など大台割れと呼ばれる価格は、1,000円という大台を意識させにくく支払いへの心理的抵抗を減らし消費者に買いやすい値段であると知覚させる効果がある。

⒋サンクコスト効果
すでに費やしたコストにとらわれ、「このままでは無駄になってしまうから」「もったいないから」と非合理的な行動をとってしまう心理的効果を言う。


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