こんにちは　東京キャリア支援室の薗田です。
今回は自己紹介とメッセージをお伝えします。

卒業後の初職は自動車会社です。輸出向け自動車の販売促進物の制作部門で、カタログ・ポスター、社内報などを担当しました。オリエン資料作成、広告代理店や印刷会社など制作に関わる企業とのやり取り、撮影車両・部品の手配、出来上がった制作物のスペックについて自動車開発部門への確認などに携わりました。当時と比べ今は、制作の技術は大きく進歩していますが、制作会社とクライアントの関係について、多少の知識があると思います。

その後いわゆる「子育て専業主婦」の時期を経て再就職・・苦労しました。仕事と子育ての両立です。そんな中「キャリアコンサルタント」の資格を知ったとき「これだ！」と思い当たり、資格を取り、以来15年、キャリアコンサルタントとして様々な職を経験しました。

最初はリーマンショック半年後のハローワークでした。「より良い再就職を」と夢をもって就いた仕事でしたが、現実は不況でリストラとなった求職者が溢れ、職場は常に殺気立っていました。職を失い収入の目途が立たないという状況はここまで人を追い詰めるのだと、現実の厳しさを知りました。
中でもひとり親の母親について、どのような制度を使えるのか、もっと詳しくなりたいと考え、市役所の相談員に転職しました。相談を重ねるごとに、経済的・精神的にも、ひとり親の置かれている状況の厳しさがわかりました。

「定期的な収入があるかどうか」「仕事や人生にビジョンがあるか」
学生時代にはなかなかイメージできないものですが、卒業後の長い人生を少しでも心穏やかに過ごすために、いかに重要であるか、これらの経験から痛烈に学びました。なかでも新卒で最初に就く「初職」が大切であることも。

新卒就職を支援する仕事に就きかれこれ7年、やりがいと同時に責任を感じています。
「なんでもあり」の時代に「先を考えて・・」という助言はナンセンスに聞こえることもあるかもしれませんが、人生の中でもっとも選択肢、可能性に恵まれた時期を、有効に使えるよう応援していきたいと考えています。

是非、会いにきてください！