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水の中でも息をする(日記)

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内向型・BPD・アダルトチルドレンなどの特性を持つ週末ひさこの日々の日記です。(苦しい内容もあるので自衛お願いします)基本は在宅で仕事、東京で極力人に合わない生活を送っています。
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誰も私を見ないでほしい(6/15日記)

今朝は朝7時から撮影があった。本名の本業のほうでは、ありがたいことに撮影の構成・ライティングの仕事をいただけたりしていて、例えばモデルさんの撮影とかファッション系の撮影もしたりする。苦手だ。 こういう撮影は、だいたい朝が早い。なんでだろう、モデルなのかカメラマンなのか誰かに別件が既に入っていることが多くて、その時間に合わせるから自ずと早い時間になる。会社員時代のときには朝6時の撮影も経験したことがある。 久しぶりに朝の電車に乗った。電車に乗るとほんとに世の中の縮図が見えて

クライアントガチャに失敗(2024年4月の日記)

■4月4日  4月に入ってからずっと体調が悪い。泣いてばかりの毎日。家族のトラブルがあり、謝らない父、ことの大事さがわかっていない母、いつも苦しい思いをするのは私という構図。10年前から変わらない。あの人たちは帰るつもりがない。 ■4月6日  朝ドラ『虎に翼』を見て、号泣する。話題になっていたものだからつい見てみたら、何年ぶりだろう、朝ドラを見ようと決める。 ■4月9日  めちゃくちゃつらい校正の仕事が終わった。指が痺れ、皮が剥けるほど書いた。  久々に夜映画に出かける

なかなかジムに行けない(2024年2月の日記)

■2月2日  昨夜早朝4時ごろ39度の発熱。急なコロナだった。3年ぶり2回目。在宅メインのフリーランスの私でもかかるんだから、流行っているはずである。でも最近出張校正もそれなりにあったから、電車に乗った時かな、マスクしてたんだけどなあ、などと考えても無駄なことを考える。かかってしまったものは仕方がない。  5類に移行後は5日間の自宅療養の推奨らしく、引きこもり生活がはじまる。取材などの日程をずらし、週末上京した祖母に会う予定もキャンセル。在宅勤務の仕事だけは受けることにする

コーヒーは薄めてもいい(2024年1月の日記)

■1月10日 水曜日  もやもやとした気持ちを持っている。体調が悪い。気圧のせいか?寒さのせいか?今日もあまりこれといった仕事がなく、ゆっくりと時間が流れる。今日友達と17時に待ち合わせがある。それが少しプレッシャーである。今月、誘われている幼馴染の会がひとつ、新年会をしましょうと誘われている飲み会がふたつ。それらのことを考えると少し気が滅入っているのかも。漠然とした不安。  朝入れたコーヒー(タンブラーにイン)がどうしても苦くて、昼頃お湯を沸かして薄める。前に仕事したモデル

1000冊の本を捨てられるか(8月14日〜8月20日の日記)

■8月14日(月)  お昼はパスタを作って食べる。夜はラザニア。自炊ができるうれしさよ。それなりに仕事をした日。世間はお盆らしい。 ■8月15日(火)  来月韓国に行くためにやっとチケットとホテルをとる。友達のなかで私だけチケット何ヶ月も取っていなくてすごく心配されており、それに一人旅で行く予定の私の不安定さがさらに心配されている(友達と一緒に行ったり、家族で行ったりする人が多いので)  自民党の森まさこ議員が進めているらしい「ブライダル補助金」という謎政策について、「この

航空券に「男・女」って必要なん?(7月31日〜8月6日の日記)

■7月31日(月)  原稿仕事、職務履歴書など。溜まっていた洗濯物をたたみ、パンを焼いたりした。  区役所に離婚届と婚姻届を取りにいき、事情を聞かれるのが面倒だったからはいはい言っていたら「奥様は旧姓に戻ることになりますがそれだけ本当に大丈夫……?」と子犬のような目をした中年の女性職員に聞かれ「ええ、全然」と答えると驚かれた。ある世代より上は、離婚と聞くと天地がひっくり返るくらい驚く。私のまわりは離婚が当たり前の選択肢だからギャップを感じる。帰り際に「余計なお世話かもしれない

フリーランスとは(4月3日〜4月9日の日記)

■4月3日(月)  しばらく日記が書けずにいた。正しくは下書きはしていたのだが、なんだか文字に起こす気にはならず。大きなできごとは、パートナーが皿を割るくらい激昂した喧嘩をしたこと(離婚問題)。半年ぶりにカウンセリングに行き、本格的に自分で出来る認知行動療法を教えてもらったことなど。春の寒暖差にやられていたのかもしれない。不安定な日が多かった。4月に入って少し落ち着いたように思う。日記を書いたほうが圧倒的に精神が落ち着くので、今日食べたものだけでもまた書いていこうと思う。

頭のコックピットを支配(2月27日〜3月5日の日記)

■2月27日  オット氏の父親が入院。先日は義祖母も心筋梗塞で入院したので立て続けである。  私はなかなか原稿が書けず、なんて文章が下手なんだろうと自分を責めたり、きっと取材相手に怒られるんだろうなどを鬱々とする。夜はふるさと納税のホタテを解凍してたっぷり食べた。 ■2月28日  原稿ができて相手に送りほっとする。散歩に行く。  人生に折り合いをつけていかなくちゃいけないんだと思った。お金を稼ぐ人生、友達がたくさんいる人生、丸の内に出勤していく人生、影響力を持った著名なライ

地味で平穏な生活(2月6日〜2月12日の日記)

■2月6日  気持ちよく10時に起床。春のような天気と聞いたが、まだまだ寒く電気毛布と電気スリッパを履いて仕事をする。昼は焼きうどんをつくって食べ、オット氏と「長生きしようね」と言い合った。でもこの人は子供を望まない私を見捨て、子供を望む別の女性のところへ行く可能性があるんだよなあとも思う。  夜は思い立って唐揚げにした。月曜日は起きて生きただけでえらいので。 ■2月7日  10時起床。昼はうどんと手作りチャーシュー、キャベツとセロリのサラダ。寒くてランニングに行けてない最

もう少し力を抜いてほしい(1月30日〜2月5日の日記)

■1月30日  予約して行った脱毛の勧誘がうざったかった。「ケアしてますか?」という質問が面倒なので「してます(大嘘)」と言ってみたら「やっぱり!!結果が出てますよ(^^)」と大袈裟に褒められた。まあこの人も雇われ人だろうし、医者でもないんだから適当なこと言って客の気分を乗せ、新しい商品を購入させる商売だしなあ。脱毛サロンの人も楽じゃない。 ■1月31日  朝からそわそわ頓服薬4錠。今日夜に元職場の人に食事に誘われているため、緊張が取れない。日中適当に仕事をこなし、夜に駅前

フェードアウトが意思表示(1月23日〜1月29日の日記)

■1月23日 大寒波接近中により不安定な朝。頓服薬二錠。メールの返信や郵送など。お昼はほっけのオイル漬けのオイルを使ってペペロンチーノ。食べながら大好きな「孤独のグルメ」を見る。最低限のことだけを終え、あとはベッドで臥せっていた。  オット氏の半月板が損傷。手術など大袈裟なことにはならなかったが、負担を減らすためにも体重を落とそうと意気込む。毎回健康診断では軽度に肥満とされる氏、果たして本当にダイエットできるのか。 ■1月24日  昨日の夜布団をもう一枚かけて寝たら心地よい

後悔の味を重ねていく(1月16日〜1月22日の日記)

■1月16日  オット氏が飲み会で夜遅かったのにも関わらず、パニックにならずに済んだ。大食いの清々しいYouTubeを見て、23時過ぎにバターたっぷりの釜玉うどんを作り食べてしまう(三年食太郎さんというユーチューバー)さらに、死にかけのナスを揚げ浸しに、これまた死にかけのれんこんを素揚げして黒酢和えにするなどした。 ■1月17日  精神科通院日。ここ一ヶ月一度もパニックになっていないことを告げ、主治医に「すばらしい」と初めて言われる。自分を冷静に分析することができているねと

悩んだら風呂に入れというのはマジな話(1月2日〜1月8日の日記)

■1月2日  大御所男性歌手が女性アイドルに「子供を産んで〜」などとセクハラ発言をしたとかで軽く炎上騒ぎになっているらしい。「会社員じゃなくてもおじさんのセクハラって発生するんだね」と言う私に「いや芸能界のほうがセクハラあるでしょ」とオット氏。嫌なものを見聞きしまったので美しいものに触れたいという気持ちが湧き上がる。浄化するために明日は美術館に行こうという話になる。  夕方までガストに行って仕事。夜は“おこげパスタ(暗殺者のパスタ)”というバズっているレシピをつくって食べた。

家族グループLINEを退会した正月(12月26日〜1月1日の日記)

■12月26日  午後から打ち合わせがあるため緊張して早めに起床。打ち合わせは穏便に終わったが、年末年始中にやるべきことや、年明けに始まる怒涛の仕事の展開などを聞かされクラクラしてしまう。思い返せば社会人になってから9年間、なにもない年末年始なんてなかった。何かしら原稿を書いていたり、本の制作が進行していたり。そういう休みなく働くことが当たり前とされる編集という仕事に私は嫌気がさしているんだった。 今年で最後だと割り切る。来年からは自分のペースで、人と関わらず、静かに、ゆ